中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

2月になってしまった

 土曜日、上海は快晴、気温はグッと上がって 13度。非常に暖かい一日。

 洗濯物を干しに阳台(屋上のベランダ)に上がったら、あまりに天気が良かったのでそのまま日向ぼっこ。ウチは老房子なので屋根が低いが、有り難い事に周りに高層ビルが無いので日当たりが良いのだ。
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 こうして青空を眺めていると、得体の知れないウイルスに冒された街とは思えない平和さが有る。つい無意識に「なんでこんな事になっちゃったんだろうなぁ…」なんて日本語で口にしてみたら、何だか SF映画の 1シーンの様に感じてしまって一人で失笑。ホントだよ…映画みたいだ。一体ヒーローはイツ出てくるんだろ? 一般市民の我々脇役は能動的に戦うことが出来ないので、いつでもタダ傍観しているだけだもんなぁ。参った参った。

 さて、ボヤいてても仕方ない。まずは食料の確保である。

 今日から 2月で街は少しずつ動き出しているので、旧正月中に止まっていた流通もゆっくりと動き出した感が有る。早速、先日売り切れだった台湾系のパン屋に行ったら今まで通りちゃんと並んでいたので一安心。良かった。そりゃそうだ。コレはパニック映画では無い(今のところ)
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 とりあえず食パン 3斤だけ買って帰宅。あ、帰りにコンビニに寄ってビールを追加購入したのは言うまでも無い。
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 淮海路は今日からお店が開きだした。ナイキやらアンダーアーマーやら、
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 アディダスやらプーマやら、
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 この辺のスポーツウェア&シューズ関連の店は全部開店していたのだが、お客さんは殆ど居なかった。
 うーむ…このまま店を開けておいても赤いだろうなぁ。かと言って閉めていても家賃は出て行くだろうから企業は難しい判断を迫られる。2020年の1月〜3月期の特損は計り知れないだろう。国全体に影響するのは必至だ。

 そして夕方から少々ワケあって古北方面へ移動。地下鉄 10号線は相変わらずガラガラ。
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 高島屋に入る際、入り口の自動ドアを入ろうとしたら警備員に止められ、イキナリ拳銃の様なモノを額に当てられた。良く見るとヒートガンの様な非接触体温計だった。どうやら体温チェックらしい。何も言わずに銃を構えるので、打たれるのかと思って一瞬びっくりしたw
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 中に入ってトイレだけ借りた後は mobikeに乗って 古北路 x 仙霞路に有る bistro fioreの仙霞路店(フィオーレ・バル)に移動。延安路 x 古北路 x 虹桥路のこの交差点はイツでも交通量が多いのだが、週末の午後 6時前だというのにご覧の通りの状態。ココでこんなに綺麗な夕焼けが見られるなんて。。。まるで日の出の様だ(方角的に真逆だが) こうやって見ると、上海も美しい街だよね。
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 こうして一日、また一日と暮れていく。殆ど何もせずに…。
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