中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

そして広州へ(国慶節7日目)

 金曜日、上海は曇り、気温は 18度。雨こそ降っていないものの、まるでワタクシの心を代弁してくれるかの様な分厚い雲に覆われて重たい雰囲気の上海である。

 朝 8時くらいに目覚め、ノンビリとスーツケースに詰め込む荷物の確認なんかした後、午前 10時半くらいに家族に別れを告げ、家を出てタクシーで空港に向かう。外はホント寒いくらいで薄手の上着が欲しい程だが、きっと広州は暑いだろうからフツーの長袖で我慢する。天気は悪いが雨が降らなくて良かった。天気予報では雨の予報だったのだ。

 国慶節の最終日だし空港前で渋滞が発生するかもしれないので、カナリ早めに家を出たのだが、延安高架はびっくりするくらい空いていて、30分弱で着いてしまった。空港内部もガラガラ。みんなピークをズラして移動しているのか、はたまた Covid-19を鑑みて移動してる人自体が少ないのか。。。

 早めにチェックインして空港のコンビニとかファストフードで軽く昼食をとろうと思っていたのだが、手荷物検査を出てびっくり!殆どの店のシャッターが閉まっているのだ(驚)そりゃそっかー。労働力となるスタッフ等は、田舎からの出稼ぎ労働者が多いから、連休でみな国に帰ってしまったのだろう。労働力が確保できないんだと思う。なるほどねぇ。

 そんな訳で仕方なく空いてる店を探して歩き回ると、ようやく『鼎泰丰』がやってるのを見つけた。ここクッソ高いんだよね。でもまぁ背に腹は替えられない。入りましたよ。

 普段じゃ絶対入らないけど、やはり想像通りで、こーんなフツーなチャーハンが 106元(日本円で 2,120円)もした。

 この投げやりな盛り方で、もう既に味は分かった様な物である。ブランドに胡座を描くとこうなる。という典型的な味だった。昔はもうちょっとマトモだったと思うんだけどなぁ。全然美味しくなかった。

 ま、腹は満たされたのでヨシとする。今日は機内食無しなので、さすがに夕方まではモタないからね。

 早く着きすぎたのでノンビリと昨日のブログなんか書いて過ごす。待ち時間の有効活用だな。
 写真は本日の機材、B777-300なんかボディにペイントしてあったが真正面から見たら何が描いてあるのか良くわからなかった。

 ほぼ定時に離陸、虹桥空港は気持ち良いくらい時間に正確なのでありがたい。

 フライトも順調で、機内からは雲が雪の様に見えた。

 そして約 1時間45分くらいで广州白云机场に到着。

 到着後中々ハッチが開かないと思ったら、15分くらいしてから機内アナウンスがあり「管制からの指示で後ろのドアから降りて欲しい」…との事。へー珍しい!!


 今まで色々な飛行機に乗ってるケド、後ろのドアから降りたのは生まれて初めてなのでカナリ新鮮だった。 多分、新しいターミナル(直通の)に駐機したのだが、このターミナル自体がまだ営業していないので、2Fに繋がる直通タラップを使えなかったのだと思う。しかし前半分はすっかりターミナルに頭を突っ込んでしまってるので、タラップカーを寄せられないから後ろに接続して後ろから降りる事になったんじゃないかなぁ? まぁあくまで予想だけどねw

 しっかし広州暑い!! フツーに 30度もあった。上海は 18度だぜ? やっぱり南国は違うわw

 そして荷物が出てくるまで 30分くらい待たされて、その後は PCR検査である。結局空港を出たのは着陸から 1時間以上経過した後だった。

 その後はタクシー乗り場から自宅に向かったのだが、これがまぁ笑っちゃうほど渋滞していて、泣きそうになった。結局 1時間半以上(ほぼ 2時間近く)タクシーに乗ってたんじゃないかなぁ?

 午後 7時前くらいにようやく帰宅。
 帰宅後は自宅マンションの敷地内で PCR検査をやっていたので受ける事にした(さっき空港でも受けたのだがこのマンションにもマンションのしきたりがあって、今日は全員受診する日なので拒絶できないらしい)

 やっと部屋に戻ってザッとシャワーを浴びてようやく一息である。いやぁ…国内とはいえ移動だけで丸一日かかってしまう。やっぱり中国は広い!

 何はともあれ「お疲れ様!」>ヲレ

 楽しかった国慶節はあっという間に過ぎ去ったが、まぁまぁ充実していたかな?
 さて!明日と明後日は出社日だ!気分を入れえ気合を入れて広州生活頑張ろう!
にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村