ガラケー

　水曜日、関東地方南部は曇り、気温は一気に下がって 24度。丸一日涼しかった。

　さて、体調は。。。。相変わらず不調で、朝起きると天井がグルグル回っていて気持ち悪い。イワユル『目眩』である。起き上がって頭を上げて暫く座っていると治るのだが、やはりあまりにキモチ悪いので、担当薬剤師に電話して副作用について確認してみた。気付けばこのレボフロキサシンは 24日から飲んでいるので既に 12日間飲み続けている。色々と副作用の相談をしたところ、やはりその可能性は否定できない…との事。通常は 7日間ほど続ければ殆ど問題がない点を鑑みて、一旦中止して様子を見る事を提案してくれたので今日から暫し休薬してみる事に。

　起き上がってしまえば、単純に身体がダルくてフラフラするだけで、特に熱は無いからある程度はラクだ。前の高熱時に比べると天国の様だ。
　そんなこんなで起きてしまえばヤル事が無いのでネット三昧。サウンドハウスさんがココロの友（笑）消費税増税前の最終一時帰国ゆえ、何となく大きめの買い物をしたくなる衝動に駆られるが、今回の医療費が予想外の出費だったので我慢ガマンである（ホントは買う気満々でヘソクリを両替してきたのだが、不測の病気でイキナリ軍資金がショートしてしまった（凹））別メーカーの機材にすべきか。。。。とか何とか!? 英語のマニュアルを片っ端から読んで真剣に考えている時が至福の時間。気付けば病気の事を忘れられるからステキ。

　ま、そんなワケで写真ネタも無いので、ワタクシが日本で『通話のみ』で使っているガラケーを紹介。

　もうコレ 10年くらい前のモデルじゃ無いかな？未だに塗装が綺麗なのが凄いと思う。プラスティックへの光沢塗装ってハゲやすい気がするんだけどコレはカナリ雑に使っているにも関わらず未だに綺麗だ。パケット通信は iPhoneを使っているので、コレは通話のみ（海外ローミングは有り）の設定なのだが、確か月々 980円くらいしか払っていないと思う。単純に日本での携帯番号をキープする為だけの『お布施』みたいなモノだな（勿論フツーに通話はできるケド）
　キャリアからは『今すぐにスマフォに換えなさい！』的な圧力が五月蠅いが、日本ではほぼ全く通話しないワタクシとしてはコレで十分なのだ。

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おふぅ

　火曜日、関東地方南部は曇り時々雨のち豪雨＆雷雨、気温は 31度。

　徐々に体調は戻りつつあるが、何故か朝一に激しい目眩と吐き気が出る様になった。うーむ絶不調。一旦起きて暫く座っていれば徐々に正常に戻るのだが、朝はホンキで調子が悪い。もう発熱はすっかり良くなって昨日の昼くらいから試しに解熱剤を止めているのだが、熱は上がる事なく 36度台で平熱。故に高熱が原因とは思えない。

　何となく心配になって色々とネットで調べたら、なんと！！！！　今飲んでいる抗生剤『レボフロキサシン錠』の副作用として、不眠、めまい、頭痛、吐き気、等々が有るらしい。なぁんだまさにドンピシャじゃん！コレ副作用だわ。
　でも抗生物質は飲みきらないと今後この薬に対する耐性ができてしまうので、何とかあと3日間頑張って飲みきろうと思う。折角ココまで頑張ったんだものね。

　さて、実家に帰ると昔使っていた色々なモノが出てきて癒やされるのだが、もう無条件に顔が綻んで抱きしめたくなるのがこの子たち。

　学生時代の友人達は見覚えあると思うが、ワタクシのクルマの守り神!?『おふぅ』くん親子である。大きい方は 30cm x 30cm x 40cm（お尻が出っ張ってる）くらい有る巨大なぬいぐるみなのだが、ワタクシが大学時代に初めてクルマを買った時から、何台乗り換えてもずーっと後部座席に鎮座していたのだ　（因みに小さい方は、かなり後になってから誰かさんからプレゼントされた記憶が有るので、実は大きい方よりずっと新しい）
　確か20代だからもぅ既に30年以上経っている事になるのかぁ。実家の老いた母がちゃんと手入れしてくれてるらしく今でも真っ白なのが嬉しい。ちょー手触りが良い。嗚呼…懐かしいなぁ。この子連れて色んなトコ行ったわ。。。見てたらまたクルマに乗りたくなってきた（笑）

　昼間はアマゾンで買ったボタン電池類が来たので、使えなくなったリモコンやら体温計やら置き時計やら片っ端から交換して蘇らせる。

　その後は暫くネットで調べ物なんかしていたら、夜 19時頃から外が雷を伴う豪雨でスンゴい事になり始めた。光ってから音が鳴るまで超短い。相当近いところを雷が通っているものと思われる。Macに USBで接続している Audio I/F越しにヘッドフォンしててもノイズが入り込んだので、近い場所に何度か落ちたのカモね。

　外は大荒れなのでユックリと自室で古い DVDなんか観ていたら、マナーモードにしてある筈の携帯が、突然（巨大な音で）今まで聞いたこと無いジングル音を発してチョービックリした。確認してみると、ウチの近所で大雨による避難勧告が出たらしい。ウチは山の上なので雨は大丈夫だが、少し歩くと川があって、あの辺は昔から水回りが悪いのだ。

　この表示の後、具体的な住所情報がガンガン送られてきた。
　ひえ〜。こんなシステム有るんだね。日本ってスゲーな。ワタクシ、一時帰国時には iPhoneの SIMを毎回テンポラリの『データ SIM』に差し替えているので、 データ通信こそ使えるものの通話は出来ない。つまり契約者情報等は不明な筈なので、多分 GPSで当該地域に住んでいる全員に一斉に強制送信しているのだろう。実に素晴らしいシステムだ。ただコレ病人とか寝ているヒトまで叩き起こす程暴力的な音量で鳴るのは勘弁して欲しいなぁ。。。ホンキで飛び上がるほどビックリしたわ（苦笑）　ま、でも寝ている間に浸水して逃げ遅れたらタイヘンだものね。なのでコレはコレで正解なのだろう。

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イマドキの体温計

　月曜日、関東地方は快晴、気温は 31度。

　熱は下がった…とは言え全然ダルさが取れなくて困っている。なんじゃこりゃ…ちょー怠い。まぁ10日近く高熱で寝込んでいたので、そう簡単には正常に戻らないのかもしれない。

　いやぁ…まさか 50代になって 40度近い高熱が一週間以上続く…という仕打ちにあう事になろうとは、全く想像していなかった。　高熱はほんとキツいね。。。頭の中で勝手に支離滅裂な思考が走り出してループするのだ、冷静に考えると全く意味の無い内容。でも本人の中では必死に解決しようとモガいている感じ？　まさにウナされている状態。全然眠れない。嫌な汗ばかりかくし、頭と身体が別モノ？別宇宙？みたいなヘンテコな感覚。実にツラかった。

　多分あの一週間でワタクシ、カナリの脳細胞が死滅したと思われる。目も何だか変な残像が残る様になったし、明るい所を見ると何だか白いモヤみたいなのがずっと見えるし、耳も高音が聞こえなくなったし、両方の腰と背中に『床擦れ』なんか出来ちゃったりして、もう踏んだり蹴ったりだ。コレいつかチャンと治るのかなぁ？

　まーいいや！前向きに考えよう。

　さて、帰国してからというモノ、ずーっとぶっ倒れていたので、やや元気になってくると全く楽しみが無い。唯一の楽しみ？はアマゾンでの買い物…となるのは自明で、下らない小物をを買っては遊んでいる。本日届いたのはイマドキの体温計。

　実家にある体温計が古いタイプで 5分くらい掛かるので、折角だしイマドキの体温計をいくつか試してみようと思ったのだ。

　実際に使ってみたらチョット感動した。凄いね。両方ともイワユル『予測型』なのだが、右側のオムロンのものは、たった15秒でもカナリ正確な値を示した。しかも時計を内蔵していて、今まで『何月何日の何時に計った』というデータを、過去 8個くらい（だったかな？）メモリーして呼び出して確認できるのだ。便利！
　左側のはテルモの体温計で、湘南鎌倉病院で使っていたので正確なのかな？と思って購入。これは20秒と若干長いが、確かにその分正確？な気がする。まぁ気のせいだろうけど。
　予測型というのは要するにセンサーから入った温度と一定時間後の変化の加速度等を鑑みて10分後は多分このくらいだろう…と予測するので、多少のバラ付きが有って当然だ。各社アルゴリズムは異なるだろうし、センサーも違うからね。　勿論マトモに正確な温度を測りたければそのまま10分程度続けて計っていれば実測値が表示される。
　でも基本的に熱を測るシチュエーションって、大体がキツい時なので、計測時間は短きゃ短い程助かる。面白いから今後はこの二つで同時に計って間を取る事にする（暇）

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Black Out

　一体何日空いてしまったのだろう？　ようやく長〜いトンネルから抜けてマトモに文書が書けるまで復活した。　実は今まで、文字通り『ぶっ倒れて』いたのだ。
　覚えている限りを順序立てて。

　・8月22日（木）
　朝は熱が無かったので、予定通り地下鉄とリニアを乗り継いで JAL便で帰国するべく浦东国际机场に向かった。通常の手続きを行いイミグレーションを出てしかるべき時刻に搭乗。

　フライトも順調。しかし機内が異常に寒い。長袖＋ブランケットでも防ぎきれない様な悪寒がし始めるじゃないか。「コレヤバいんじゃね？」と思って、機内食後に解熱剤を飲んで悪寒に耐えつつ成田到着。「ひょっとすると熱出てるかなぁ？　入国審査前の高熱センサー（デング熱対策様のスピードガンみたいな機械）で引っかかったら嫌だなぁ」…なぞと色々と不安を抱えながらも停められたら然るべき処理をしてもらおうと開き直ってゲートを通ったらアッサリとクリア。っつー事はこの時点では大した高熱では無いらしい。（或いは解熱剤が上手く効いていたのかも）

　そして NEXで帰宅。

　成田空港近辺の景色はとても癒やされる。

　帰宅後に熱を測ったら 38.5度も有った。明日は癌研での定期 CTが有るので薬は飲めない。早めに食事して早めの就寝。…の予定が熱が高くて魘されてほぼ一睡もできなかった。

　・8月23日（金）
　朝一で熱を測ったら 39度も有る。「こんな高熱じゃ CT撮れないんじゃね？」と思い病院に電話。すると「別の検査もしたいので、来れそうならば来て下さい」との事。　そんなワケで、頑張ってバスと湘南新宿ラインと臨海高速りんかい線を乗り継いで病院へ。大崎駅は相変わらず。

　そして国際展示場前で降りて、ワタクシの命の恩院『がん研有明病院』へ。

　普段は血液検査の後は CTへ直接向かうのだが、今日は珍しく PHS端末で直接診察室に呼ばれた。

　診察室に入ると私の命の恩人である某先生がクールな顔して迎えてくれた。彼の顔をみると何故かホッとする。「熱の状況を鑑みつつ今日の検査方針を変更します。まだ血液検査の結果が出ていないので、先に追加で尿検査とインフルエンザの検査をやって下さい」との事。例によってあの長〜い綿棒を鼻の穴に突っ込まれる。「検査結果をみて今日の検査の方針を決めます。後ほど PHS端末でメッセージを伝えるのでその指示に従って下さい」…というワケで暫し待合室で待つ。
　意外と直ぐにメッセージが来た。『インフルエンザは陰性だったので CTは行います。但し内視鏡（胃カメラ）は今回はキャンセルします』との事、そんなワケで放射線科の CTルームへ。造影剤担当の人に「今 40度近い熱が有るんですけど、造影剤使って大丈夫ですか？」と怖くなって確認したら「発熱と造影剤の作用は直接的には関係しません、ですので大丈夫です。でももし検査中に気分が悪くなったら直ぐに知らせて下さい」との事。ホッとして造影剤を受けつつ巨大ドーナツに吸い込まれる。
　終了後は普通に待ち時間。でも胃カメラが無くなったのでやっと食事が出来る。フラフラしつつ、1階のコンビニでサンドイッチとドーナツを頂く。朝から何も食べていないのだ。ようやく落ち着いたと思ったら PHS端末が震え、診察室に来て下さい…との事。
　そして恐る恐る入ってみたら、「がんの転移の方は全く問題ありませんでした。発熱が気になったので他の部分も確認したのですが、肺、食道、胃、腎臓、肝臓、胆嚢、脾臓、膵臓、特に目立った所見は有りません。腎臓内に結石が有りますが動いてないのでこれは関係無いでしょう。なので熱の原因は今日の CT検査では判りません」との事。なるほどー、とりあえず転移が無かったのは良かった。しかし原因不明とはコレいかに（困）
　あまりにツラかったので解熱剤（カロナール錠）だけ頂いて帰宅。

　帰宅後計ってみたら、なんと39.2度！

　頂いた薬を飲んで、そのままぶっ倒れる様に就寝。…つ〜か熱が高過ぎて全くマトモな思考が出来なくなり、ノタウチ回るだけで朝まで全く眠れない。なんだか支離滅裂な思考を繰り返すのみ。

　・8月24日（土）
　朝になっても全然熱が下がらない。寧ろ上がって 39.9度「解熱剤が全く効かないってどういうこと？」さすがにヤヴァいと思って、ウチから最も近い総合病院に向かう（当たり前だが、がん研はがん以外看てくれないのだ）、這うようにタクシーに乗って向かった。ワタクシは非居住者で国保に入って居ない為、救急車が呼べない（まぁこの程度じゃ呼ばないケド）そんなワケでタクシー。

　そして湘南鎌倉総合病院に到着。

　『急患』扱いで看て頂く。　熱を測ったら 40度を超えていた。血液検査やら尿検査やらした後は超音波エコーの部屋に連れて行かれ、おもむろに睾丸の検査を始めるじゃないか…。ん？いままで特にそんなに違和感は無かったんだけど？と思って、検査後に自分のタマを触ったら両方ともスゲー腫れててびっくり。普段の 4倍くらい!? タヌキかよ！って位デカい。全く痛くないから全然気付かなかった。あはは。きっと高熱で腫れたのだろう。
　診察室にて先生から「がん研さんの方で昨日 CTを受けられたのですよね？その際に具体的な所見はみられなかったと仰ってました？」と訊かれたので「はい、その通りです。インフルエンザも陰性との事でした」と答える。すると先生は「正直、現時点で原因は特定できません。月曜日の朝一番で、まずは泌尿器科を受け、次に内科を受診して下さい」との事。はぁ〜やっぱり原因ワカランのか〜。トホホな気分で精算し、国保に入ってないが故の全額『自費』で更にトホホな気分になって、そしてタクシーで帰宅。

・8月25日（日）
　朝から晩まで高熱との戦い。本当にツラくて苦しくてタイヘンだった…という記憶以外ない。ずっと横になっていたが殆ど全く眠れていない。がん研で頂いた解熱剤カロナールは全く効いてる感じがしない。

・8月26日（月）
　老体に鞭打ってタクシー呼んで湘南鎌倉病院へ。そして言われるまま泌尿器科と内科を同時に受付完了。待つ間もフラフラで座ってるのがやっと。そして散々待たされた挙げ句に、ようやくそれぞれ診療である。結果的に言うと、やはり『原因不明』らしい。ただ、今まで飲んでた解熱剤はやはり『全く』効かないので、別のタイプに変更して貰った事と、例のキンタマの腫れに関しては、どうも『精巣上体炎』になっているらしく抗生剤を貰った。で、実はコレが今回の高熱の原因として一番怪しいらしいのだが、発熱の時系列が全然合わない、という点。そしてフツーは片方しかならない点、そして原因となる病原体に一切触れていないであろう点、その他、解せない点が他にも沢山あるらしく、コレは実は後発したモノで他に原因が有る可能性は否めない。…とのこと。
　そんなワケで、「取り敢えず今回渡した薬で一週間ほど様子を見て、次回の血液検査での変化をみて原因を特定したいと思います」との事。
　はぁ〜。。。。。地球の裏まで届きそうな長いため息をついた後は精算である。例によって無保険の仕打ちに更にトホホな気分をひとしきり味わい、タクシーに乗って帰宅。

・8月27日（火）〜30日（金）　＜BLACK OUT＞
　高熱との戦い。死ぬほどキツい 4日間。でも、解熱剤を換えてから若干効く様になり、徐々に平均体温が下がり始める。そしてタマも徐々に少しずつ小さくなってきた気がする。ただツライのは解熱剤の飲み方として『 1日 3回 毎食後』となっているため、昼は熱が徐々に下がり始めて良い感じなのだが、夜中に薬が切れて朝には急に 9度台まで戻ってしまうのだ。なので、6時間以上開いているし午前 3時頃ににもう 1錠飲む事にして急場を凌ぐ事にした。つまり午前も午後も 3時と 9時に1錠ずつ…という風に変更した。

・8月31日（土）
　不思議なモノでタマの大きさに比例して熱も下がり始め、この日は朝から殆ど平熱に戻って気分が良い。
　普段の様に薬を飲もうと思って、解熱剤が足りない事に気付いた。当たり前だ。1日 3錠の所 4錠飲んでるのだから…。次の診察は月曜なので、計算するとあと 3錠ほど足りない。慌てて病院に電話したら「診察しないと薬は出せない」との事。仕方無く久々に髭を剃ってザッとシャワーを浴びてからタクシーを呼んで湘南鎌倉病院へ。
　単純に薬を貰いに来ただけなので、簡単な問診だけで終わるだろう…と思っていたら、検温（36.4度）の後、看護師に「血液検査＆尿検査をしてきて下さい」と言われたので言われるままに行う。その後は待合にて診察を待っていたら、意外と早く診察室に呼ばれた。
　そしてまずは触診。。。そして服を着たあと、先生は改めて私に体を向けて嬉しそうに語り始める「血液検査の結果が予想以上に良好です。薬が効いています。発熱の状況変化に関しても、お話を聞いて総合的に判断すると、おそらくこの精巣上体炎が犯人だった、と考えて良いでしょう。いま熱は無い様ですし、腫れもだいぶ引いて来ました。追加の抗生剤と解熱剤を出しますので、来週いっぱい様子を見ましょう。今日殆どの事が判りましたので、来週月曜に予約している診察はキャンセルしますね」との事。
　なななんと！マジっすか？原因判ったじゃん良かった〜。いやぁ…嬉しい。でもあと一週間かぁ…結構有るなぁ。　ま『原因不明』って『誰と』戦ってるのか判らないから不安で仕方無かったので、それが解決しただけでもヨシとする。（でもじゃぁ何で？タマが腫れる3日も前から発熱していたのか？とか両方同時の確率は非常に低い筈とか、どこからどうウイルスが入り込んだのか？とかまだまだ全然解決してないので、ひょっとすると潜在的な他の原因が有る可能性は否めないケドね）

・9月1日（日）
　昨夜初めて『夢』を見た。要するにマトモに眠れたわけだ。超嬉しい。

　…とまぁこれらがココ 10日間、ブログを不在にしていた経緯である。
　発熱が 38度を超えるとワタクシは全く『創作意欲』が消失する…という事が今回の高熱で痛いほど判った。ブログ書こうなんてホンキで 1mmも思いつかなかったのだ。平熱に戻って「あ、書かなきゃ」みたいな感じである。
　まだ全然本調子じゃないので、今後も暫くは『ボチボチ』行こうと思う。

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使えるモノは何でも使う

　水曜日、上海は晴れ、気温は 32度。

　昨夜早く寝たのに、朝起きたらやっぱり（なんとなく）調子が悪い。とは言え、熱を測ったら 37.2とか大したことない微熱なので、まぁ仕事してれば忘れちゃうだろう！と思ってフツーに出社。
　例によって mobikeで走っていたら、道のド真ん中にハシゴを立てて電線の束を木にくくりつけていた。

　街路樹ってこういう使い方して良いのかね（笑）使えるモノは何でも使うのが中国流。

　そして頭をスッキリ差せるためにガーデンホテルのジムの大浴場で熱めの風呂に浸かって気合いを入れた後は、长乐路の大吉にて生姜焼き定食でスタミナを付ける。これで体調不良なんかフッ飛んでしまうだろう。

　そしてオフィスに到着してからはデスクワーク。
　午後 3時くらいまでは全然フツーで調子が良かったのだが、午後 4時くらいから徐々に悪寒がし始める。　ん〜。コレちょっとヤヴァいパターンカモ。取り敢えずウィンドブレイカーなんか着込んで我慢して過ごしたが、どうも熱っぽかったので早めに帰宅する事にした。帰宅して熱を測ってみたら。。。。

　ええええええ！？　こんなに高いの？　高熱出すのなんか超久しぶりなので我ながらビックリ。明日一時帰国なのに、何かの伝染病とかだとシャレにならないし、こんだけ高熱だとイミグレーションで止められて入国できなくなってしまうだろうから、そもそも移動に無理があるかもしれん。そんなワケで、とりあえずウチの奥さんに無理言って 21時過ぎに瑞金医院の急患まで一緒に行ってきた。

　中国の病院はホントに判りにくくて、アッチに行って挂号を取って、コッチに行って書類申請して、アッチに行って体温と血圧測って、コッチに来て、先生の部屋を教えられ、先生の部屋に行ったら、問診の後に、血液検査と尿検査が必要と言われ、まずはそののお金を払う為に会計に行って、コッチに行って検査して、それから結果を自分で印刷してまた先生の部屋まで戻る…という、アチコチにフラグが有る RPGの様でサッパリわからん。ウチの奥さんが居ないと何も出来ない情けないワタクシ。

　何はともあれ、検査結果から先生が仰るには「単なるウィルス性の風邪ですね、伝染病とかそういう類いじゃないです。腎機能も問題無いので腎臓じゃないでしょう。細菌性でも無いので抗生物質は出しません。熱冷ましとフツーの薬を出しておくので暫く安静にしていなさい」との事。「明日飛行機乗っても大丈夫ですか？」と聞いたら「熱が下がってれば問題ないでしょう」との事。
　ふーっ。取り敢えずは良かった。　その場で頂いた熱冷まし様の頓服を飲んだらグイグイ熱は下がってフツーになった。まーったく人騒がせな身体だわ（困）

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何となく体調が悪い

　火曜日、上海は晴れ、気温は 33度。

　午前 4時にスンゴい音で目覚めた。実は相変わらず狭い家に親戚の小学生らが泊まっていて、上のロフトで川の様に寝ているのだが、彼女らの寝相が悪く、どうやら扇風機を蹴っ飛ばしたらしい。首振り式の扇風機は倒れた後も暴れるので、機械的な打撲音？が連続して発生して、結局『全員』目覚めてしまった。
　その後はブツブツ文句を言いながら一人ずつ全員がトイレに行ってまた寝床に戻って直ぐに寝息を立て始めたのだが、ワタクシは例によって完全に目覚めてしまい全然眠れなくなってしまった。午前 5時を過ぎても全然眠れないので、諦めて起きてウイスキーをストレートで一杯。
　外が明るくなり始めた午前 6時過ぎ、ようやく眠気が襲ってきて一眠り。

　次は 8時に目覚めたのだが、何だかどうも調子が悪い。左右の背中（腎臓のあたり）が重い感じ？　そして何となく微熱感が有る。ワタクシは、キツ目の風邪薬を飲んで直ぐに寝ると翌朝に腎臓が疲れてる感じ？になったりするのだが、何となくアノ感じに近い。うーむ参ったなぁ…。何がイケナかったのだろう？　ウイスキーなんてフツーに飲んでても普段はこんな風にならないから実に不思議だ。

　…とは言え平日なので、スケジュールが結構詰まっている。家に居ても全然休めないからフツーに仕事に出る事にしたのは言うまでも無い。
　実は先週末に色々と家庭の事情が有り、予期せぬ事態だったのでスケジュールの変更を余儀なくされたのだ。そんなワケで月曜の朝一のヤマハレッスンを火曜日に変更した為、今日は朝から静安寺のヤマハに向かった。個人レッスンを 1コマ 45分。

　その後は地下鉄と mobikeを乗り継いでフツーに出社。仕事はデスクワークが中心で特に大きなトピックは無し。

　帰りは会社に置きっぱなしにしていたギターとベースを持ち帰る為、タクシーで帰る。ワタクシは明後日から日本だものね。

　タクシーで一旦帰宅したのだが、家の中は火事場の騒ぎで超ウルサいし、相変わらず何となく悪寒がするので家を出て、自転車に乗ってガーデンホテルのジムに行って大浴場で温まる事にした。
　ほぼ定点観測的な佇まい。

　そして帰宅後は子供達をウッチャって自分のベッドを確保し、耳栓をして先に強引に眠る！　申し訳ないが一々気を遣ってられんものね（苦笑）

　しっかしコレ一体なんだろうなぁ？　特に風邪の症状は無いし、激しい下痢もしていないのに微熱が有るって不思議よね。唯一『心当たり』が有るのは、サプリくらいかな。3ヶ月くらい前から日常的にサプリを飲み始める様になって、案の定？最近は効きが悪くなって来たのだ。ひょっとすると『飲み合わせ』とか『ストレス』とかの関係で、知らないウチに腎臓に負担をかけてたのかもしれない（文化の違いなので大きな声じゃ言えないが最近すげーストレス溜まってるしサ…サプリ飲むとおしっこ真っ黄色になるし（苦笑））たぶん軽い腎盂炎的なモノじゃないかなぁ？…なんて想像している。　特に痛いワケじゃ無いけど、左右の腎臓の辺りに違和感を感じるしね。

　まぁイイや！とりあえず明日様子を見て、明後日は日本への移動日で明明後日はどうせ某大病院にて ルシアンルーレットの造影剤 CT検査だ。血液検査も胃カメラも有るから、何か変だったらきっと判るだろう（投）

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いろいろ邪魔される

　月曜日、上海は晴れ、気温は 33度。今年はあまり暑くならないので不思議な感じだ。例年だとこのくらいの季節は 40度越えが当たり前なのだが、今年は比較的涼しい。
　ま、そんな事言ってると 9月に入ってからイキナリ暑くなったりするかもしれないからイラン事は言わない事にしよう。

　さて、朝一からイツモの店の倉庫に向かう。上海高島屋閉店に伴い、先週末の現場でワタクシの高島屋での PA担当は終わりなので、自宅に置いてあるの機材類をイツモの店の倉庫に戻しに来たのだ。
（あ、因みに高島屋ミニライブは今週末も有りますよ。今週末が本当の最終回なのだが残念ながらワタクシは日本に一時帰国しているので担当できないのである。最終回は色々とゆかりの有る出演者が多数出演されるらしいので、上海在住でお暇な方は是非！）

　そんなワケで倉庫に機材類をしまいに行ったのだが、倉庫の奥で暫く作業を進めていたら背中に視線を感じる。しかし振り向くと誰も居ない。うーむ。

　倉庫の中だと狭いので、面倒だから広いエリアまで出してケーブル類を出して整理を始めたら、スンゴい勢いで飛び込んできた白い物体。びっくりした。

　新入りの店番の娘である。彼女はこういう紐状のモノが大好きらしく、自ら嬉々としてぐちゃぐちゃの線に頭から突っ込んでいくから困りもの。

　ワタクシが動きを止めると静かになる。でも何かを狙っている様子。

　そして線を巻き始めるのを待って、わざわざそれを狙って突っ込んで来て自分の方に引っ張っていくのだ。へんなの。誰もこんな事教えて無いのにねぇ…。こういうのをイワユル『本能』って言うんだろうなぁ。ネコは狩猟的な属性なのかもしれない…良くワカランが。

　新人をなだめつつも、何とか整理終了。汗だくになってしまったので、ガーデンホテルのジムでザッとお風呂に入ってから出社。出社後はウチの同僚達が担当する今週末のイベントの準備の手伝いなんかして過ごした。

　ちょうど彼等も LTCを使って映像とマニピさんとを同期させるらしいので、色々と研究に付き合う。

　すると…スンゴい便利なソフトウェアを見つけてしまった！！！　基本的に SMPTEの LTC信号とシーケンサーとの同期は、専用のシンクロナイザー的な外部ハードウェアが必要なモノとばかり思っていたのだが、Mac上の『ソフトウェアのみ』で内部で MTCに変換してくれるソフトが有るじゃん！！！

　コレ、『Lockstep』という名前のソフトで、あのポンだしソフトで有名な『QLab』を作っている『Figure53』というメーカー製なので安心だ。折角なので URLを張っておこうかな。
https://figure53.com/lockstep/
　どうやら無料だし、ワタクシの最新の Mojave(10.14.6) でも動作したので Macユーザーで同期モノを扱ってるヒトは是非使ってみて欲しい。コレ凄い便利！　色々と実験してみたのだが、Logicも ProToolsも、このアプリを起動しておいて SMPTE信号を入力する音声入力ポートを指定するだけで、簡単に外部 LTC信号に同期して 1フレームもズレずに再生を始めた。すげー。いやぁ…笑いが止まらない。今はこんなソフトが有るんだね！　もう MTPとか MIDI ExpressXTとか要らないじゃん（笑）

　仕事を終えてからは、家庭教師的に生徒さんの家でのレッスンが有るので上海市内某所に向かい、1コマ 1名をシッカリ教える。いやはや…ナニゲに忙しい今日この頃。

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