中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

东方为世Live@MAO

 今日の上海は生憎の雨、なのに真っ昼間からライブに参加して来た。中国で活躍する日本人タレント『小松拓也』さんのバンド『东方为世』にてベースで出演してきた。
 何でまたベース?という感じかもしれないが、元々ちゃんとしたベースが居るのだが、彼は今回たまたまダブルブッキングで別の会場で出演しているため、急遽『トラ』で演ってくれないか?と頼まれたのだった。
 何というか…こういうハプニングも上海らしくて楽しいので直ぐにOKしたのだが、良く考えてみたら音源をもらってから本番まで3-4日しか無かったので、サスガにちょっと焦った。今回ロックな曲が多いので尚更である、個人的にロックは譜面見ながら演奏してはイケナイ音楽だと私は思っているので、ほんの数日しか無かったが、気合いを入れて覚えてみた。 すると、人間締め切りがあると何とかするモノで、何とかなってしまった(笑)

 写真はリハ中のメンバー達。MAOは上海では結構大きめなちゃんとしたステージなので気合いが入る。

 ホントは皆で撮った写真を掲載したいが、タレントさんに許可とってないので、とりあず本人抜きの写真をば(笑)

 そして、今日一番びっくりしたのは、本日のライブのゲストとして日本から呼ばれてやってきた『ジプシークイーン』というバンドのギタリストが、何と昔からの知り合いだったのだ、約十数年ぶりだったかな?超久々に会って驚いた。「お前、何でココに居るの?」みたいな感じである。こんな広い中国大陸で、しかも同じハコでライブするなんて夢にも思わなかった。

 下の写真は彼らのライブの様子。彼らは同じメンバーで8年も演ってるらしい。サスガに纏まっていて演奏も上手かったし、何よりステージングが良かった。久々に楽しめた。

 家に帰ってから、ステージサイドからGRのムービーで撮影した自分たちの演奏のビデオを観たのだが、結構奇麗に録れていて感動した。音も割れてないし、これならフツーに観られる。コンデジでこんだけ撮れるなんて時代は変わったモンだ。っつーかGR Digital IIIに惚れ直してしまった。

 …とか何とか? 中々色々とテンコ盛りな一日であった。おしまい。