中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Waves TuneとVocal Rider

 金曜日である。日本はゴールデンウィークの連休真っ盛りだが、こちらは普通に出社である。…とは言え日本が休みだとメールが少なくて良い。

 帰宅後は、今夜はどこにも行かずに家で久々に家で創作活動を行った。先般 Wavesの Vocal bundleを買ったので、ちょっとコレを使ってみる事にした。
 実は以前から使っている Gold bundleに『Tune』のLTという廉価版が入っていたのだが、コレがまた巧い具合に機能限定されていて、ずっと歯痒い思いをしていたのだ。
 しかし、そんな折、日本のみ3月限定でこの Tuneのフルバージョンが含まれる Vocal bundleがVocal Riderとセットで大安売りしていたのを偶然見つけたので、ついポチっとしてしまったワケだ。
 しっかし、プラグイン6個入りで且つオマケまで付いてるのに、Tune1個を単体で買う価格より安いってどういう事? 昨今の Wavesの価格設定は本気でワカラン。まぁ安く買えたので助かったケド(笑)

 とりあえず、一曲丸々コレを使って Logic上でヴォーカルのピッチ調整をしてみた。うーむ…やっぱコレ最強カモ。今まで使った中で一番良い。非常に自然だし、且つニュアンスを損なわない様に細かく調整ができるのが良い。
 まぁ逆に言えば、積極的なロボットボイスは作れないが、フツーに歌モノを作る場合には作業効率も良くて最高だと思った。もうAutoTuneには戻れない(笑)

 そしてオマケの Vocal Rider。とりあえずLiveという自動モードのヤツで遊んでみた。コンプみたいに音が潰れずにモーターフェーダーみたいに音量が変わるので面白い。でもコレはちゃんと考えて使わないと却って不自然になるから注意が必要だ。使い道を研究しないとね。

 さて、どうでも良いが、今日の作業のお供は『白州』のサンプル(ホントは休肝日にしようかとも思ったが、結局誘惑に負けてしまった) でもコレやっぱり美味しい!