中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

ギラギラの上海

 今日は息子の誕生日プレゼントを買いに行くため、仕事を終えてから久々に南京東路を歩いた。しっかしこのストリートは相変わらずギラギラだった。ホントわけわからん。


 真ん中のビルには巨大な寒暖計がついていた。なんじゃこりゃ。一体どういうコンセプトなんだろ?

 サスガにもう慣れたが。。。。ひょっとするとこの国は色々と抑制されているが故に、その反発から『ダイジョブな所で目立とう』という気持ちが生まれるのかもしれない。

 こういう派手さを考えると、ショウビジネスにはまだまだ可能性があると思うんだよなぁ。この国に足りないのは『演出』だと思う。イベント見ててもTV見ててもツメが甘いというか「嗚呼…もっと良くなるのに!!」と感じる事の何と多い事か。。。
 日本のドームクラスのライブイベントの様に、映像と音楽と光(照明やレーザー)を完全にシンクロさせた『ド』派手な演出を演ったらホントに凄い喰い付きだと思う。

 でもそれには日本から全てのスタッフを連れてこなきゃダメかもしれない。コッチの人はリズム的な部分が弱いので(というかそういう教育を受けて来なかったので)ソロをとらせると上手かったり、早弾きさせたら上手かったり…と、個々人のレベルは非常に高いのだが、何故かアンサンブルに弱く、特にリズム系が弱い人が多い。。なので現地スタッフだけで音と光が完全にシンクロする様な演出は一朝一夕には無理かもしれない。それ故に可能性を感じてしまうんだな。先に演ったモン勝ちというか…ね(笑)