中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

ファンファーレ12周年記念ライブ

 土曜日、晴れ(うす曇り) 今日は朝から忙しかった。午前中に、まずは温故知新に行ってドラム教室の引き継ぎを行う。そして午後1時過ぎに今度は静安寺に住んでる友達の家に行って、7月に北海道で行われる花火イベントの打ち合わせを行う。今回上海、東京、札幌と3つの業者が絡む結構大きなイベントなので、SKYPEを駆使しての打ち合わせである。30分程度で終わるかと思っていたら、議論が白熱し!?気付けば3時間以上も打ち合わせしていた。
 アート系のイベント故?テーブルの上は何かと Apple率が高い。

 打ち合わせ後はタクシーで駅まで送ってもらい、ワタクシは地下鉄7号線に乗って、龙华中路駅で降りて会場に向かう。今日はいつもお世話になっている坊発楽(ファンファーレ)さんの12周年ライブイベント『坊発楽EXPO2013〜黄浦江を飛び超えろ!』が行われているのだ。なんと午前11時から8時間にも及ぶ長い屋外ライブイベントである。

 しかし、7号線の『龙华中路』という駅は今回初めて降りたのだが、全く何も無くて驚いた。しかも地下鉄の駅前なのに驚くほど車が少なくてビックリ。『これでも本当に同じ上海?』と疑ってしまう程だった。駅前でタクシーを待つ事20分、あまりに来ないので諦めて会場まで歩く事にした。結局20分くらい歩いたかな?写真は途中にあった中途半端な大きさの不思議な形のモニュメント。決して灯台では無い。

 ようやく会場に到着した時は、既にワタクシが見たかったバンドは終わっていたが、結構な盛り上がりを見せていた。

 お客さんは、やはり出演者の知人友人関連が多い様で日本人や欧米人が中心だったが、それを囲む様にこの辺に住む中国人が沢山見ていたのが印象的だった。野外ライブで入場無料だからかもしれないが、彼らにとっては普段聴かない様な良く判らないジャンルの曲を演っていても、自然に笑顔になるし、楽しそうだったのが良い。
 バックステージはこんな感じ

 午後7時、イベントは無事終了。集まっていたのが殆ど知り合いだったし、折角なので打ち上げに参加させて頂いた。ラーメン屋さんの2Fはほぼ貸し切り状態で、K尻社長のご挨拶で乾杯となる。


 結局午前0時近くまで呑んでいたかな? 普段お喋りしない人とも色々とお喋りできて楽しかった。
 ファンファーレさんも上海で12年である。日系のPA業者としては既に老舗の域に入っているが、社員も増えて、良い感じに発展してるのが頼もしい。
 何と言うか、この上海でやって行こうと覚悟を決めた同志である。これからもずっとずっと頑張って欲しいと心から思ったし、同様にワタクシももっともっと頑張ろうと思った。