中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

同期の確認

 もう木曜日である。早い早い!お昼はお昼で没頭。帰宅後は帰宅後で没頭。我ながらフル回転(笑)

 写真は自宅にて SMPTEの同期テストの模様。本番同様の環境で全てノートPCで組んでみた。メインがコケた時に直ぐにバックアップシステムに移行できる様に同時に走らせて何度もテストする。スレーブは MOTUMIDI express XTと ClockWorksで確認。SMPTEってこんなプリミティブなプロトコルなのに結構しっかりカッチリ追従するのでちょっと感動した。(当たり前だけど)

 問題は SMPTEより WordClockの方カモしれない。頭の15分〜20分くらいまでは全く問題無いのだが、今回30分の長尺なので、MMCを使わずに同時にスタートさせて放置すると、20分を過ぎた当たりから若干速度に差が出始めた。まぁ誤差の範囲内だけど、同じミキサーに入れて再生すると位相がズレた様な音になる。

 本番でメインシステムがコケた際にデジタルミキサーのシーンメモリーを使ってSMPTE信号とオーディオの 2mix両方を一気にサブシステムに移行する事を想定しているので、そもそもこの2台をシンクさせられないのだ。MMCなんか使ってトランスポートを送ったら片方が止まった時点で(コケ方にもよるが)もう片方も止まっちゃうので。

 まぁ 30fpsノンドロップで 1フレ以内なので、スレーブの機器も誤動作はしないと思うケドちょっと対策が必要カモ。
 ワードクロックジェネレーターは高いから買いたく無いし、そもそも今回飛行機で運ぶのでなるべくシンプルな機材に纏めている為、持って行くI/Fがワードクロックを受ける事ができない機材ばかりなのだ。S/PDIFでも使うかなぁ。でもトラブルのネタが増えるだけなので複雑にしたくないのも事実。ちょっと考えなきゃ。。。