中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Zライト

 日曜日、晴れのち曇りのち小雨。今日は何にも予定の無い日曜日。じっくりと自分の事をやるぞ!!!と思っても小さい子供が居ると中々そうは行かない。妻が午前中に息子を連れて病院に行ってくれたので(いや、息子はココ数日風邪気味で、咳が出だしたので)彼らが出かけている間に溜まった作業を慌てて片付ける事にした。
 結構早起きしたので 7時〜12時くらいまで 5時間くらい集中して作業できたのだが、結局上手く行かず途中で頓挫して、ウンウン唸ってるウチに息子達が帰って来てしまった。それから後は『The子守り』みたいな一日だった。ま、仕方ないわな。

 さて、写真は例によって本文とは全く関係ない。オフィスのデスクで使う為に購入した『Zライト』もどき。

 オフィスは部屋の蛍光灯が全体的に少々暗く、しかも省エネの為か!?はたまた暗い方が仕事に集中できるのか!?昼間は窓側一列の蛍光灯を消されてしまうので、窓際に近いワタクシは結構キツいのだ。ワタクシの様にトシをとってくるとチョット暗いだけで長時間 PCのディスプレイを見ていると直ぐに視力が落ちて集中できなくなるのだが、他のスタッフは誰一人文句言わない所を見ると、きっとこの方が良いのだろう。そんな訳で、ここ数ヶ月間、色々な場所でデスクライトを探していたのだ。

 で、先日この子を『無印良品』で見かけた途端に恋に落ちた(笑)いやぁ…なんでしょう?この『昭和』な佇まい!!! 昔こういうのウチにあったあった!…とニヤけてしまった。
 よくよく思い出してみると『ゼットライト』ってどっかの商標で、私が小学校の頃にウチの実家の親父のデスクに付いていて(確かあれは万力みたいなので止めるタイプだったが)それを中学受験の頃に親父から譲り受けて、それから大学卒業する位まで10年くらい、ず〜っと使っていたのだ。
 本体は二本のアームで構成されていて、途中にバランサー?というか落下防止のバネが付いていて、アームが平行に動くので、どういう風に引っ張って動かしても電球の笠の面は机と平行になる…という便利な!?シロモノである。
 なんというか『集中したい』って思う時は、部屋を暗くして、コレの頭の部分を引っ張って手元だけ明るくすると本当に集中できたから不思議だ。

 そんな訳で、こんな昭和レトロなモノが上海に有るとは思わなかったので見つけた際に直ぐに買おうと思ったのだが、コレが何故か異常に高い! 790元(約12,000円)もするのだ。最初値段を見た時は「なんで?こんなモノが?普通200〜300元くらいでしょ?アフォらしい!」と思って絶対買わないつもりだったのだが、他をアチコチ探しても、こんなにトキメク物が無い(泣)
 そうこうしているウチにあっという間に約2ヶ月くらい経ってしまい、その間にも、この店の近くに来ては無印良品に寄ってコレを見て「やっぱカワイイなぁ…」と眺めたりして、結局4回目に見に行って買ってしまったワケだ。あ〜あ(笑)

 でも超気に入ってるのでヒジョーに嬉しい。LED電球というのが激しく気に入らないので直ぐにフツーの電球に取り替えようかと思ったのだが、この電球 LEDのクセに白熱灯のオレンジの色味(2700K)で、其れ程『痛い』感じが無いので、暫く実験的にこのまま使ってみようと思う。