中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Black Friday

 金曜日、今日は米国ではブラックフライデーである。朝から凄い勢いで宣伝メールが来まくっていた。しかも美味しい具合にたった数日間の期間限定で、半額〜60%オフとかあって、こりゃ目移りして仕事に身が入らない(笑)
 結局、愛用している Waves社のプラグインをまた一つポチっとしてしまった。今日買ったのは『Element』というソフトシンセ。

 これ、意外な事に Waves社初のソフトシンセらしい。考えてみたらアレだけの種類のエフェクターを作りまくっているのに、ソフトシンセだけは作って無かったんだね。
 猿でも分かる直感的なデザインと、信頼性の高いWaves社が作った…って事で発売当初は非常に気になっていたのだが、ソフトシンセは結構持ってるし、なんだかんだ言って普段使ってるモノは好みがあるから意外と限られていたりするので「ま、いっか」と思って特にそのままスルーしていたのだ。
 プリセット系をベースにエディットするなら、やっぱり NI社の物を使っちゃうし、1から音作りする場合は、Logicに付属のソフトシンセが意外と使いやすかったりするのでそれを使っている。でも問題はProToolsなのだ。PTに付属のair製のソフトシンセ vacuumは何だかエラくFATになっちゃうし、moogのシミュレータも持ってるが、やっぱりシンベ等を作るのに向いていたりするので、効果音等を作る時は結構困ったりする(やっぱり基本設計がMONOだしね)。
 そんな訳で、結局普段は micro KORGなどのハードのシンセを引っ張り出して来て音作りしたりしていたのだが、準備が結構面倒な上に、保存できる音色のメモリにも限りがあるからトータルリコールできない事が多く再現性に乏しいんだよね。。。まぁまた1から作れば良いんだけど。

 なんか、昔持っていたシンセ KORG MS-10みたいにシンプルで非常に音が作りやすいパネル構成で、且つ過剰に太くなくて、過剰にキラキラしてなくて、且つポリフォニックなソフトシンセは無いものかねぇ…。と思っていた所に ブラックフライデーセールの宣伝の中に Waves社のコレを見つけてしまったのだ。しかもナント 65%引き!!!超安い。
 こりゃポチっと行っちゃうでしょ(笑)

 今日は、他にも良い事があったので気分が良い。久々に「やっぱヲレってスゲー!」と自画自賛したい様な出来事があった。11月中を目標にしていた事がちゃんと終わったのだ。いやぁ…嬉しいね。今夜は酒が美味い!