中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

GH4の修理と AF-S DX Nikkor 35mm f1.8

 今回の帰国で購入した自分用のオモチャに Nikon用の単焦点レンズがある。最近ずっと Lumixを使っているのに何故イマサラ Nikonのレンズを買うの?という感じだが、モチロン理由がある。ま、それは後で書くとして。箱はこんな感じ。想像していたより箱はデカい。

 装着してみると、こんな感じ。


 外径が結構太いのでデザインも悪くないな。しかもカナリ軽いからコレならイツモの GH4っぽく普段持ちできそうだ。
 このレンズを使って D5200で GH4を撮ってみるとこんな感じ。

 35mm換算で 52.5mmなので、カナリ寄った絵になるが、開放にすると結構派手にボケる。個人的にはもっと広角が好きなのだが、まぁ費用対効果を考えると仕方ない。このレンズはとても安いのだ。

 さて、なぜイマサラ Nikon用のレンズを購入したかと言うと、実は購入してからほぼ肌身離さず持ち歩いてる愛機 GH4を今回日本で修理に出す事になったからである。
 実は、ごらんの通り、不注意によってファインダーの接眼レンズに傷を付けてしまったのだ。


 鞄に無造作に放り込んでいたら、ある日、鞄の中にあるポケットの金属製のファスナーに当たってコスれてしまったらしい。ファインダー部分は当然の事ながら穴の空いたアイカップのみでフィルターも何も無くレンズが剥き出しになっている。ワタクシは普段はカメラ用のバッグじゃ無くて通勤鞄に結構アバウトにカメラを放り込んでほぼ毎日持ち歩いているのだが、外が暑いとコートも一緒に同じ鞄に入れてしまう事も屡々だった。しかし良く考えてみると、鞄が無駄に膨らむと、歩いている際に内部でアチコチ擦れる可能性が必然的に高くなるのは自明である。しかし、まさかファインダーにキズが付くなんて全く予想だにしていなかったのだ(一応前玉だけは注意していたが…)。嗚呼…激しく後悔。前玉ならフィルター交換だけで済むがココは修理に出さなければ直らない。
 普通の一眼レフならば、ファインダー部分にキズが付いてもこれ程までに気にはならないと思うのだが、GH4はココにキズが付いてから、殆ど真正面が完全にボケてしまう程見えにくくなってしまった。ミラーレスゆえ光学ファインダーではなく、EVFなので、ムービーカムと同様に小型のバックライト付き液晶がファインダーの中に入っていて、それをレンズであたかも被写体の位置にあるかのごとく遠くに表示するため、ファインダー液晶から目までの短い距離を無理矢理屈折させて表示させているのだ。故に接眼レンズのキズは致命的である。しかもファインダー内の液晶はバックライトがある為(かなり明るいため)キズが曇りとなって酷い不快感と共に、まるでフォーカシングが出来なくなってしまった訳だ。
 「ミラーレスなんだからディスプレイ用の液晶側に表示させて撮れば良いじゃん」という声が聞こえて来そうだが、ワタクシはファインダーが好きなのだ。いや、ファインダーじゃないと思った写真が撮れないのだ。これはもう習慣の問題だと思う。
 そんな訳で、本日このGH4を修理に出した訳だ。次の帰国はイツになるか分からない為、カナリ長い事、このカメラを使えなくなるのは非常に辛いが、まぁ仕方ない。ファインダーが使えないカメラは、ワタクシにとっては思った写真が撮れないカメラとほぼ同義なので。
 そんな訳で、GH4の修理が終わって、次の一時帰国が決まって取りに来るまでの『繋ぎ』として、以前使っていた D5200に明るい単焦点を装着して暫し堪え忍ぶ事にした訳だ。それでこのレンズである。まだ買ったばかりで全然慣れないが、結構面白い絵が撮れるから、これから色々と研究してみようと思う。
 どうでも良いが、今日、引き取りに来た宅配業者に愛機 GH4を渡してしまってから、何だかずっと『手持ち無沙汰』感を感じている。我ながら、どんだけ愛してたんだろ?(笑)
 嗚呼…早く直らないかなぁ…。でも仮に直ぐ修理完了してもワタクシが次に手にするのは早くて3ヶ月後。いや、半年後くらいかもしれないなぁ。悲しい〜。

 さて!明日また上海に戻ります。今回トンボ帰りで全然日本を楽しめなかったが、気持ちを切り替えて普段の生活に戻ろう!
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