中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

スナッピーフィルムの交換

 日曜日。うす曇り。調整のための一日。
 昨夜(というか今朝)4時半過ぎに帰宅したので5時に寝たのだが、今朝はフツーに8時前に起きてしまう。お客様のお見送りはスタッフに任せてあったので今日は朝寝するつもりだったのに…である。トイレに行ってから直ぐにまた寝てしまおうと思ったのだが、昨夜の悪夢を思い出して色々考えたら目が冴えてしまったのでそのまま起きる事に。
 いやぁ…色々とアンラッキーな事が続く今日この頃だが、良くよく考えてみると、どれも(カナリ痛いとは言え)大事には至っていないので、ポジティブに考える事にした。想像してみると、もっと悪い事だって起き得たのだ。そう考えればコレで済んで良かった…と考えた方が良い。最悪のシナリオはまだまだ有るもんね。
 無理に起きて活動したためか、正午くらいから急に睡魔が襲ってきてそのまま倒れる様に眠ってしまった。目覚めたら午後4時。暫く息子と遊んであげたが、どーにも疲れが取れないので散歩に出かける事にした。疲れが取れない時に横になる(寝る)と却って疲れる…という事を経験から学んでいるからである。ワタクシは体に疲労感がある時は寧ろ積極的に体を動かして血流を良くした方が改善する事が多々あるからだ。
 そんな訳で、息子と二人で散歩したら、さっきまで全然無かった食欲が出てきた。ほらね、我ながら単純。

 さて、写真は例によって本文とは全く関係ない。今日ようやく時間ができたので、先日 4/25のJazzライブの本番直前に切れてしまったスナッピーフィルム(スナッピーを留めている両サイドのプラスティック製のフィルム)を交換する事にしたのでその様子をば。

 ワタクシのスネアは 9プライ 11mmのバーズアイメイプルで 4inch厚という変則サイズのピッコロゆえ、これに組み合わせるスナッピーは何気に難しく、今は 42本の幅広のスナッピーを張っている。カンカンに強く張れば一般的な 20本スナッピーの方が絶対的に合うのだが、個人的に 80年代のヒトなので、ピッチを下げた音が好きなのだ。特にこのスネアはピッチを下げると一般的な 5inchや 6.5inchとは違う周波数の胴鳴り(ちょっと上)が出るので、それが心地よくて大好きなのだが、そもそもがピッコロをベースとして設計(ハイピッチを想定)されているので、ピッチを下げてしまうと結構アタック感が減ってしまう。もちろんリムショット等でバシバシとフルストロークで叩けばしっかりヌケるいい音がするんだけどね。最近は小音量で演奏する事が多いので、やはり小音量でも明るいアタック感が欲しい訳だ。
 そこで色々と試して、最終的に、現在使っている、普通のスナッピーの2倍以上の数がある幅広の『42本』に落ち着いたワケだ。コレは本来クラシックの小太鼓に使う用途のモノだが、ワタクシの用途としては最適だったりする。

 そんな訳でこの仕様に落ち着いてから長年使っているのだが、まさかスナッピーを留めているフィルムが切れるなんて想像だにしていなかったので、交換部品的に準備していなかったのだ。
 そこで、先般 N島さんが帰国された際に、ネットで買って彼の家に送り、複数種類のスナッピーフィルムを一緒に持って帰ってきてもらった訳で、ようやくそれを使って交換する次第である。安い部品なので、実験と在庫も兼ねて多めに買ったのは言うまでもない。

 コレはTAMA製。材質はプラでは無く『布』っぽい。

 コレはPearl製。最も一般的なプラスティック製。コレが一番安かった。

 コレはYAMAHA製。YAMAHAのはファイバーが入っている。

 装着は少し悩んだのだが、来週に一件レコーディングが入っているので、音が今までの雰囲気と変わってしまうと困るから、結局、最も一般的な Pearl製のプラスティックの物に変更した。


 ま、今度はイツ切れてもスペアをスネアケースに入れてあるから大丈夫だ(笑)
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