中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

寒い一日

 火曜日、上海は雨。寒い寒い!とても寒い日だった。午前中は 10度以上あったのだが、午後から一気に下がって気温は一桁。そしてナント雪が降ってきた。なんじゃこりゃ? ついこの間 23度とか言っていたのに、また冬に逆戻りである。
 今日は朝からツイてなくて、何をやっても裏目に出る日だった。こういう日は亀さんよろしく首を引っ込めて大人しくしているに限る。
 ワタクシはイライラした人が苦手なのだ(まぁ誰でも苦手だとは思うが) とにかくイライラしている人と上手に付き合うには『相手がイライラしている時に正論を言わない事…』という鉄則は頭では判っているのだが、相手がエキサイトして来て言われっぱなしのサンドバッグ状態になると、ついつい無意識に論理的な事を言ってしまうから結果的に火に油を注ぐ事になってしまうんだな。あ〜あ。男ってダメね。
 面白いモノで、こういう日は何をやっても上手くいかないのだ。若い頃は理不尽な思いをした時は憤りや怒りといった方向に感情が動いて『何とかして事態を好転させるべく奪回しよう』と藻掻く方向にエネルギーを使うのだが、長く生きてると『こういう日がある』という事を経験から学んでいるので、息を止めて『やり過ごす』という術を覚えるのだな。ダメ人間に見えるかもしれないが、物事はその方が上手く行ったりするのだよ。May the forth be with you.

 さて、写真は例によって全然関係ない。ここ数日愛用しているポットをご紹介しよう。MFTで15mmのやや広角気味のレンズで撮ったら大分デフォルメされて痩せて見えるが、ちゃんとフツーの太さである。

 コレは先般の一時帰国時にアマゾンで購入したものである。実は中国ではこういった保温ポットが大人気で、いろんな人にお土産に頼まれるので、試しに自分でも買ってみる事にしたワケだ(中国人は基本的に冷たいものを飲まない習慣があるためポットが大好きで、しかも日本の象印さんのは性能が良いらしく特に人気が高いのだ)
 そんなワケだが、フツーに買うのじゃツマラナイので、アマゾンとのコラボ商品が通常の象印製品よりずっと安かったのでそれを買ってみた。オリジナルは 3,000円くらいなのに、これは 2,300円くらいだった。もちろんコラボ商品なので裏側には象印ロゴも入っている。

 飲み口はボタンを押すだけでワンタッチで開いてダイレクトに口をつけて飲む事ができる。

 これが良く出来ていて、口元で冷ましながら飲む事ができるのだ。普段カップで熱いドリンクを飲む際、無意識に口の直前で空気と混ぜて冷ましながら啜って飲むのだが、よくスターバックスなどの穴が空いているだけのプラのキャップだと熱いまま直接口の中に入って来て冷ます事ができずに口の中を火傷する事がある(私だけカモしれんが…) でもこのポットのキャップは口の直前に小さい『お湯だまり』の様なものができるので、ちゃんと冷ましながら啜る事ができるのだ。
 私は限りなくカフェイン中毒に近いので、コーヒーはなるべく減らす様に心がけてはいるのだが、それでも一日平均で最低3杯は大き目のマグで飲んでしまう。しかし会社に居る間はサスガに外で購入するからコレが結構な費用になるわけだな。しかも折角ホットで買っても 10分くらいすると直ぐに冷めちゃうし…。
 そんなワケで、最近は朝、自宅で好きな豆でコーヒーを多めに淹れ、コレに入れて会社に持って行っている。これは500ml近く入るし、朝ポットに入れても夕方4時過ぎくらいまでは十分に暖かいから素敵である。やはりコーヒーは暖かい方が美味しいもんね。もっと早く買っておけば良かったよ。コーヒー好きな方、オススメですよ!

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