中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

靴の修理を頼んでみた

 木曜日、上海は曇り。気温はまた一桁。寒い一日だった。今(11:50PM)現在は 6度しかない。んもぅ…いつになったら暖かくなるんだろホント。
 さて、最近のマイブーム!?じゃないが、実はちょっと『靴を磨く』事にハマっている。先日あまりに靴が汚かったのでチョット磨いてみたら、驚くほど皮が生き返ってカナリ気分が良かったので、最近じゃ殆ど毎日出勤前にチョコっと磨いてから出勤しているのだ。
 そんなワケで、汚れたり傷んだ靴を探して磨く方が磨き甲斐があるため、最近じゃ下駄箱に入っている普段履かない靴を引っ張り出して磨いてから履いて行く…という事をしているのだが、フト気づいたのは『履いてない靴』のなんと多い事! 我ながら呆れる。数年間も履いていなくて単に下駄箱の肥やしになってる靴があまりに多くて笑える。何やってんだか。もうダメなものは思い切って捨てて、一部不具合は有るものの気に入っている靴は、捨てるつもりで妻に頼んでローカルの修理工(道端で広げてるおじいちゃん)に出してもらう事にした。
 大好きな HARUTAのローファー 906は、茶色が1足と黒が2足有るのだが、黒の古い方がカカトが斜めに激しく減ってしまってからは最近全然履いていなかった。しかし皮はまだ生きてるし爪先の方は長く履いた方が足の形に馴染んで来るので心地良いため修理に出してみた。
 するとこんな風になって帰ってきた。


 凄い!かなり深くナナメっていたので、カカトを丸ごと交換するのかと思ったら、ちゃんと面を取って固めのゴムで埋めてくれた。履いてみたら新しい靴みたいで心地よい。履き心地は全然違和感なかった。
 もう一足はイタリーのちょっと変わったデザインの革靴だったのだが、カカトの内側の皮が剥がれて下側にズレてボロボロだったのに、内側の皮を一度剥いで、新しい皮(しかも色まで合わせてくれた)を貼り付けてくれた。

 ボンドで留めるのみならず、強そうなナイロンの糸(釣り糸みたいな材質)で縫ってくれていた。きっとココは力がかかるから強化してくれたんだと思う。これも履いてみたら、とっても自然で感動。これならまだまだ履けるじゃん!
 コレで40元(約800円)いやぁ…凄いぜ中国。
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