中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

徐々に旧正月ムード

 火曜日、上海は曇り。気温は 8度。例によって朝一で息子を自転車で学校まで送り、一旦帰宅した後、若干時間があったので、先般(先週金曜か)220V化に失敗して焼損してしまったアンプを100V仕様に戻す作業を行った。元旦に行った作業と同様に電源基板を外して、半田付けで230Vから115Vにジャンパーを再度戻す。そして来た道を戻る様に組み立てて完了。今度は 100Vの変圧器を通して電源を入れてみたら、想像通りしっかり動作した。メデタシメデタシ。

 焼けたのは電源ケーブルとヒューズだけだったらしい。何にれにせよ100Vで使う分にはフツーに使えそうなので良かった。でもせっかくこれだけ軽いデジタルアンプなのに一々変圧器を持ち歩かなければイケナイのは本末転倒?な気がしないでもないが、変圧器を入れてもコッチの方が軽いからまぁ使えなくはない…かな(苦笑)元々人柱用に買った安い機器なので、色々と実験しつつ特性を勉強しようと思う。早速20アンペア対応の大型変圧器を『京东』でポチったのは言うまでもない。
 そしてフツーに出社。地下鉄 11号線のラッピング車両はなんとディズニーのお正月バージョンだった。この国は赤とか金とか大好きなんだよね。

 車内も床まで真っ赤っか。

 会社でも年会(忘年会)の話題が持ち上がったりして、旧正月を前に街が徐々に浮き足立ってくるのが分かる。中国人にとっては年に一度の一大イベントだものね。田舎から出てきている社員は前後に有給を付けて早めに帰省するのが常なので、仕事上の調整も結構大変だったりする。…とは言え中国人同士は皆『休みたい』し、この時期予定が狂うのは想定内だから、綺麗に調整がついちゃうのだ。(困るのは我々の様に外国のお客様と仕事する場合だけである)
 そして例によって午後9時くらいに会社を出て、帰りにガーデンホテルのジムに寄ってお風呂のみ。大浴場にノンビリ浸かった後は、イツモの店でビールを2杯だけ頂いて家路につく。
 帰りに长乐路が瑞金路から重庆路の辺りまで封鎖されててびっくり。


 期末になると残った予算で工事しまくるのは、どの国も同じらしい。日本では12月が多いけどコッチでは旧正月前の工事がとても多いのだ。こういうのを見ると「ああ旧正月が近いんだなぁ」なんてシミジミ思う。
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