中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

スタンドライトの修理

 火曜日、上海は曇り時々小雨。気温は 9度。 例によって朝一で息子を学校に送るのだが、どうも自転車の調子が悪いらしく某所に置いてきたらしいので、歩いて行く事にした。歩くと30分くらいかかるので、それだけ早く家を出なきゃイケナイから大変である。でも普段気付かない様な道端の景色なんか見ることが出来て得した気分だ。某所の柵にアインシュタインさまの写真が出ていた。斜めから見ると顔が浮かび上がる…という物。中々面白い。

 さて、今日は写真ネタも無いので、先日イツモの店のスタンドライトを修理した時の写真をば。 どうやらコレ、この店が開店した 1988年当時からずーっと使い続けている古いアンティークの電気スタンドで、結構価値があるものらしいのだが、先般お客様が誤って落としてしまいスタンドのガラス部分がバリバリに割れてしまったらしい。
 一応『破片という破片は全部回収できてる筈』との事だったので、頑張ってピンセットと瞬間接着剤を片手に修理をしてみたワケだ。こういう仕事は必ずワタクシの所に来るから面白い。
 結構細かい破片も多く、ピースの合わないジグソーパズルみたいな感じで結構苦労したが、何とか戻りましたよ! スゲーなヲレ(笑)

 苦労したのは電球のソケット部分がカシメて接続してあって線が異常に短いので、電線部分を外す事ができないから、割れてバラバラになった傘の部分をこの状態で組み直さなければならなかった点だな。一旦傘だけ外して接着してから戻すなら比較的簡単なんだけどね。ガラス部分は結構な重さがあるから接着剤が乾くまでは重力との戦いで、支えながら作業しなければならない。でも、こういうチマチマした仕事が大好きだったりするんだなぁ〜。我ながらヘンタイ?

 何とか完成しましたよ。電球も切れていたので交換して点灯してみた。

 ちょっと見栄えは悪いけど、ちゃんと直って良かった。もと有った場所に戻したらホラ全然違和感無い(自画自賛モード)

 やっぱり古い物を大事に使うのって何か良いよね。自分で嬉しくなった。
 そりゃそうと日本からアロンアルファを買ってきて良かった。まさかこんな所で役立つとは思わなかったが、コッチの接着剤はヤワなのが多いので、やはり日本の方が品質が良くて安心できる。でも直ぐに口が固まっちゃうから忘れずにシッカリ冷蔵庫にしまっておかなきゃ! あ、知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、瞬間接着剤って冷蔵庫に入れておくと結構持ちますよ。一度口を開けた状態でも固まらずにそのまま 1年くらい使えます。オススメです。
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