中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

ターザンさん送別会

 月曜日、上海は晴れ。気温は 6度と代わり映えの無い寒い一日だった。
 朝一で息子を小学校まで送ってから出社。仕事は例によって自分が担当した某ゲームのデバッグをしながら、何だかアチコチ金額やらスケジュールやらの問い合わせに追われた。
 いやぁ…最近自分が『何屋』なのか判らなくなってきた。昔「キミ『何でも出来る』イコール『何も出来ない』のと一緒だよ?」と、誰かから言われてエラく凹んだ事もあるが、アレから時代も変わって今となっては寧ろ少しずつ何でも出来る事に感謝していたりする。世の中イツどこでどうなるかワカランしね。20年前の常識は現在の非常識になりえる…そんな21世紀だ。時間をかけて積み重ねた熟練した技術と経験は確かにとても重要だけど、そこにしがみついていては何も生み出さない。常に新しい物に興味を持って吸収し続けなければ生きていけない時代なんだよなぁ…。

 さて、仕事を終えてからは定西路 x 安顺路にある日本料理『花紋』に向かった。今日は音楽仲間のターザンさんの送別会が行われるのだ。月曜日だというのに 30名近くも集まった。凄い!ほぼ貸し切り状態。
 まずは主役のターザンさんのご挨拶から。

 乾杯の後は各テーブルを回ってご挨拶。せっかくなのでターザンさんと歌姫 Amiちゃんとの 2ショット。

 そして宴は徐々にライブイベントへと変わっていく。まずは本送別会主催のモリシゲさんのご挨拶&歌。

 歌ったヒトが次の方を指名する…という方法で次から次へと色々な方が歌を披露される。後ろの裸電球や提灯が良い感じに昭和っぽい絵面を作り出す。ココが上海とは思えない。








 そしてモリシゲさん率いるバンド HISのアコースティックバージョンで例の『リング』という歌を皆で熱唱。


 最後はターザンさんの歌で。


 そして一次会お開きの後は二次会へ。クレセントというバーに移動。

 ここで『野生の王国』という弾き語りライブをずっと開催していたらしいのだが、ワタクシは中々来る機会を逸していて実は今日初めてこの店に入った。噂通りの良い雰囲気の店だった。
 そしてココでも歌いまくる我が音楽仲間達(笑)

 サスガに平日ゆえ眠くなってしまったので、午前 0時半頃にお先に失礼して第一陣と共に帰ってきた。
 いやぁ…先日の温故知新の閉店のハナシやら、今日の音楽仲間の帰任のハナシやらで、非常に寂しい今日この頃だ。今まで一体何人見送ってきただろうか。。。そしてこれから何人を見送り続けるのか。見送るばかりのワタクシである。
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