中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

杭州MAOにてライブ

 水曜日、上海は雨、気温は8度。今日はウチのバンドの杭州ライブである。初遠征なのでチョットわくわく。
 お昼頃にリーダーの家に集まって車に乗り込んで移動。天気は生憎の雨。

 車は結構大きめなのだが、楽器が有るから超絶狭い。高速道路は視界が悪いので安全運転。

 そして移動は約2時間半。やっと杭州市内に到着。地図で見ると結構遠いなぁ。

 会場は『MAO Livehouse Hangzhou』である。このビルの3Fに有るらしい。

 直通のエスカレーターはまだ動いていなかったのでショッピングモールの中を歩いて会場へ。入り口はこんな感じ。なんかワクワクする。

 まだシャッターが降りてるけどココが入り口らしい。

 入り口に今月のラインナップが掲示されていたのだが、なんと本日の 3.7 Lady's Nightは我々のアー写が使われていた!どうも 1日に 1アーティストの写真だけ載せているらしい。今日は 4バンドの対バンなのにワザワザ我々を選んでくれたのがチョット嬉しい。

 そして我々が入って少ししたら最後のバンドのリハが始まった。逆リハなので 3番目に出演する我々はコレの次だ。ココのライブハウスは非常にシッカリしていて、スタッフもとても親切だし、楽屋も綺麗に整理整頓されていて、ホワイトボードにはキチっとスケジュールが張り出されていた。リハは 1バンド当たり 45分も割いてあるので結構余裕が有る。暫し会場を散策。PA卓はサンクラの Vi1だった。下で聴いてる限りでは出音は結構良い感じだったので期待大!

 2階席まで有って、2Fも結構広い。お客さんがいっぱい入ると良いなぁ。。。

 そして楽屋に戻ったらメイクが始まっていた。今日のウチのヴォーカルのテーマは中二病!?らしい(笑)


 そしてリハーサル突入。新しいホールらしく全ての機材がマトモだったのでニンマリ。ドラムセットはYAMAHA。12inch 13inch 16inchという小径セットだったが、音が良いので叩いていて気持ち良い。ただ一点難有りはドラムライザーが狭くてシンバルスタンドのセッティングが窮屈な事。ライド等の重いシンバルは端っこまでしっかり足を広げて立てたいのだが、とにかく右サイド(フロアタムの方向)が狭いから結構ヘンテコなセッティングになってしまった。
 約45分のリハは恙なく終了。本番まで4時間近く暇になってしまったので、早めの夕食に向かう。とりあえず近所を散策してアー写に使えそうな写真を撮りまくる我々(笑)

 何も無いコンクリむき出しの壁も、バンド名を入れればホラっ! アー写に早変わり(笑) 今は携帯で簡単にこんな事まで出来ちゃうんだからスゴい時代だわ。

 食後は楽屋でノンビリ。ちょっと感動したのは、この会場はアーティストに対して凄く優しい事。スタッフが親切なだけじゃ無くて、楽屋には一つ一つフリードリンク&フリーフードが置いてある(しかもビールまで!)早速頂いたのは言うまでも無い。

 ライブ中は暑くて上着は脱ぐだろうから、バックステージパスは膝に貼ったのだが、既に剥がれそう(苦笑)

 そしていよいよ本番である。凄いお客さん!2階の奥まで埋まっていた。中々の光景だったので開始前にドラムブースから撮ってみた。ワクワクするぜぃ!

 本番はびっくりする程盛り上がってくれてとても楽しかった。杭州スゲー!!!
 会場のオフィシャルの方からフォトを頂いたので掲載。光の中で見えないケド、これウチらですよ!

 ライブは大成功!!! ウチらの楽曲は全てオリジナル曲なので、ココのお客様にとっては初めて聴いた曲ばかりなのに、本当に身体全体で楽しんでくれてる笑顔をステージ上から沢山見る事ができた。いやぁ…ホント嬉しい!凄い達成感だ。
 折角なのでステージからメンバーで記念撮影!

 すると会場のオフィシャルカメラさんも出てきたので、ウチのスタッフ含めて全員で!

 いやぁ…杭州最高! 凄く楽しかった。また『一生忘れない絵』が一枚増えた。本日ご来場の皆様、本当にありがとうございました!
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