中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

昔のシモンズは格好良かった

 土曜日、上海は曇り、気温は 11度。中々暖かくならない。
 例によって土曜日は講師三昧の一日である。午前中から mobikeに乗って胶州路x新闸路まで 30分のライド。軽い運動としては丁度良い距離なので程良い汗をかくのだが、考えてみたら到着してからが仕事なので、始まる前に既に燃え尽きている感があって情けない。

 そりゃそうと関係無いが、普段レッスンで使っている YAMAHAのエレドラ『DTX』シリーズは、細かい部分までカナリ良く作られていて、叩いた感じはとてもリアルなので非常に良い楽器だし練習には最適なのだが、何だろう?この見た目のゴチャゴチャ感…。決して配線だけの問題じゃ無い気がする。

 リアルドラムにも『ラックタム』とかあるので、このラックが悪いワケでは無いのだが、例えばステージにコレがあっても全然トキメかないんだよなぁ。色々なメーカーがエレドラを出しているが、皆似たような外観で、正直カッコ悪いのだ。昔のシモンズ(1980年代に流行った六角形の電子ドラム)みたいなエレドラが出てきても良さそうなのに、あの名器 SDS-V以降、本家のシモンズ社でさえ他社と同様にフツーなデザインのモノしか出していないのが悲しい。今思えば、昔の六角形シモンズのデザインは格好良かったなぁ。ステージ上にあると存在感が全然違った。まぁ目的が『ライブ用』と『練習用』では全然違うんだろうけど、(騒音問題からか)未だに結構エレドラ需要は有る(というより昔よりも強い?)のだから、もう 21世紀なんだし、どっかのメーカーでライブ専用の格好良いエレドラ出してくれれば良いのに…なんて思う今日この頃。やっぱりバスドラの存在感が必要なのだよ。どんな形でも良いので大きくて低音が出そうな見た目が良い。やっぱ楽器って『見た目』も結構ダイジだと思う。
 さて、ヤマハでのグループレッスン講師を終えてからは mobikeと地下鉄を乗り継いで、伊犁路x古羊路にある LLバーにて個人レッスンの講師である。本日は夜にライブイベントがあるらしく、2コマ 2名のみ。

 16時からリハがあるとの事で 16時にはレッスンを終えて、帰りにガーデンホテルのジムに寄る。

 今日は空いていたので 45分ほどミッチリ泳いでから大浴場にゆったりと浸かって疲れを取ってから帰宅。お陰様で土日は充実している。
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