中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

父の命日

 日曜日、上海は曇り時々小雨。気温は 14度。今日は父の命日である。気付けばアレからもう 4年も経った。光陰矢の如し。時の流れはホント早い。
 さて、生きてるヒトは忙しいので、ずっと感傷に浸ってもいられないから午前中より出かける。向かった先は例によって伊犁路x古羊路の LL Barである。最近、土日にライブイベントが入る事が多く、リハーサルの関係で長時間のレッスンを入れる事が出来ないため、土日に分けてレッスンを行っているのだ。イベントが入るのは良い事なので、じゃんじゃん協力していきたい。
 折角なので、先日購入したドラム・スローン(椅子)を持って行く事にした。

 やはりココで皆に使って貰うのが良いだろう。以前の椅子はカナリ安い簡易的な物だったので、ライブハウス用ならばソコソコちゃんとした方が良いしね。古い椅子も修理完了してるが、これは予備…というか、まぁキーボード用としても使おうと思う。

 そして、先日気付いたシンバルの『割れ』の状態を確認する。うーむ、やはりヒビが広がっていた。シンバルは一カ所でも割れてしまうと進行が早いのだ。

 うーむ。コレどうしようかなぁ…。外貸しすると割られちゃうのはまぁ想定範囲で、消耗品だしある程度は致し方ない事ゆえ割られても良い様な安い物を貸しているのだが、ワタクシ個人所有の古い(安い)シンバルの在庫は殆ど無くなってしまったし、新しく買うとなると安い物と言っても結構するので交換のタイミングは悩ましい所だ。中国でシンバルを買うと税金の関係でクソ高いので、こりゃ日本に帰った時に安い物を買って来る方が良いかもしれない。
 往々にしてシンバルが割れる原因は『ネジ』なんですよ。シンバルのフェルトを止めているネジをキツ目に締めた状態で思いっきりひっぱたくと直ぐに割れてしまうのだが、ビギナーはコレを知らないヒトが多くて困る。ワタクシのシンバルスタンドは TAMAのプラスティック製のアタッチメントに交換しているので、過度な力が加わると外れてスッ飛んで行くため割れる確率は比較的低いのだが、店側が新しく購入してくれたストレートシンバルスタンドは昔ながらのネジ式なので、上のネジを締めすぎると曲げの力の逃げ場が無くなって直ぐにシンバルが割れてしまうのだ(今回割れたのもこのスタンドに装着してあった)。これはフェルトを何枚重ねても同じなんだけど、シンバルの上下に隙間が有るのを嫌がってか、フェルトを何枚も重ねてネジが止まるまでシッカリと締め付けるヒトが意外と多いんだよなぁ…困った物だ。勿論レコーディング等では余計なノイズが出ない様にフェルトで多めに抑える事はあるが、ライブハウスでは『軸擦れ』のノイズはまず全く気にならないからね。
 皆さんライブ前は全てのシンバルを揺らしてみて、ちゃんと十分しっかり一番下まで『揺れる』事を確認してから叩きましょうね!シッカリ揺れればちょっとやそっとじゃ割れないモノなので(笑)シンバルを止めるネジは 3ヤマ〜 4ヤマくらい噛んでれば後はユルユルで良いんですよw
 そしてドラムの個人レッスンを行う。本日は 3コマ 3名。

 夜のライブのリハが有る為に 16:00にはレッスン修了。店を出てからは一旦帰宅して家族3人でガーデンホテルのジムに向かった。そしてその後は长乐路の大吉で夕飯。ビールの泡がキメ細かくて素敵!

 いやぁ…この瞬間がタマらんね(笑)
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