中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Xの研究

 金曜日、上海は晴れ、気温は昼間 23度で夜は 11度。1日に 10度以上も気温が変化する今日この頃。砂漠か?ココは。
 さて、慣れない iPhone Xで不自由な楽しい生活を送っている。ホームボタンが無いのは不便だが、画面を軽くタップすると起動するのは慣れると便利。しかも起動直後に自動的に顔認識して直ぐに使えるので楽チンである。今までみたいにどこかのボタンを押す『使い始め』の作業が省けるだけで、結構快適度が違うから不思議だ。
 朝はガーデンホテルのジムで泳いでから出社。そうそう、Xには二つのカメラが搭載されているのだが、切り替えてみるとこういう風に撮れる。まずフツーの近距離カメラの画角。

 そしてコレが望遠側。

 2倍…と書いて有るが、面積の話なので、実際見た目では 1.3倍くらい?にしか感じない。でも光学ズームゆえ(デジタルズームでは無いので)大きくしても画質が損なわれないのが良い。
 出社後は、ウチの社猫にツインテールを折られてしまってショートカットになってしまった不憫なミクさまをモデルにして『ポートレート』モードももう少し研究してみる。コレが近接側レンズのみの画像。被写界深度は結構深めでは有るが、遠くは自然にボケている(基本性能だけでも十分良い)

 そして、下が遠近両方のレンズを使用して合成したポートレートモードの写真。

 顔にフォーカスを合わせているので、前後に有る物体は派手にボケる。まるで被写界深度の浅いマクロレンズを使って撮った風な演出ができるのだが、確かに携帯の小さな液晶画面で見る限りではダイナミックで綺麗な写真に見えるのだが、PC等で拡大して見るとどうも不自然に感じてしまうんだなぁ…まぁワタクシは長年一眼レフを使って来たから目がそっちに慣れきってしまっているからカモしれないが、何というか「いやいや、こんなボケ方はしないでしょ…」とツッコミたくなるのだ。特に距離の境界(ボケ始めの境界)部分が全然違う。明るい単焦点レンズを使って撮った時の『躍動感』が全く感じられないし、なんだろう? 3D映画みたいな感じで奥行き感に違和感を感じてしまう。きっと2つのレンズの座標のズレで微妙に角度が変わってしまっている2枚の写真を合成しているからだと思われる(あ、あくまで想像ですよ)
 …とは言え、サクっと簡単に『それっぽい』写真が撮れるのは確かなので、インスタ等にアップするには最適かもしれない。イマドキの SNS世代にはコレはウケるだろうな…やっぱり。こういうのは『目的ありき』なのでワタクシは否定しませんよ(笑)モチロン。
 さて、全く話は変わって、今日同僚が「飲み物を外卖するよ」というので便乗して買って見たタピオカミルクティ。コレ酷いネーミングで笑ってしまった。

 『你丑不仅是因为胖』のミルクティーと書いてある。直訳すると『あなたが醜いのは「太っているから」という理由では無いですよ』だとさ。なんじゃそりゃ?(苦笑) 良く見ると店名も『Orz CHA』と書いてあった。まーったく色々な事を考えるね。
 その後も暫くフツーに仕事をしていたら、宅配便が届いたので開けてみたら携帯用のスタンドだった。昨日頼んだのにもう届いた。さすが京东!早い早い。

 顔認識が面白くって、こんなスタンドを買ってみた。微信もQQも、チャットが来るとスリープ画面上にインフォメーションアイコンが出るのだが、その時に顔をそちらに向けると自動的に顔認識するので、スタンドに置いたままアイコンを片手でワンタップするだけで即内容が確認できるのだ。いやぁ…これ地味にチョー便利(笑)

 重慶出張がキャンセルになったお陰で、ココ数日は iPhone Xで遊べる時間が有るのが超嬉しい。
 あ、そうそう!もう一つだけ特筆できる事があった。この iPhone X、ウソみたいにバッテリーの持ちが良いのだ。多分、以前使っていた SEよりも長く使えている。ほぼ丸一日遊び倒しても(結構な長時間バックライトが点灯した状態でも)丸一日持つのだ。ビックリさ。やはりディスプレイの有機 EL化の恩恵は相当大きいらしい。いやぁ…今まであまりヒトに薦める気は起きなかったケド、コレ一度持つと他の携帯には戻れない『奥深さ』が有るよ。値段が高過ぎるのが難点だけど、ちゃんと『それなりの価値』は一応有る様だ。
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