中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

69小王八スタジオ

 木曜日、上海は晴れのち曇り、気温は 26度。もうすっかり春である。
 フツーに出社して仕事していたら、昼過ぎに驚くべきニュースが飛び込んできた。なんと!今週末に予定していた重慶での上映会イベントが中止になってしまったらしい。うっひゃ〜マジかよ(驚)。。。いやはや…心配事は的中してしまった。どうやら文化部申請の許可が今日になっても下りなかったらしい。今回のイベントは弊社主催では無く、我々はあくまで技術支援のみの下請け業務ゆえ詳しい事は分からないが、中国は広いので地方によってカナリ制度が異なるのは事実。今回は厳しく審査された?のか、スケジュールの読みが甘かったのか?何れにせよ開催日までに申請許可が間に合わなかったのだろう、きっと。
 何はともあれ、明日から予定していた二泊三日の出張はコレでキャンセルになってしまったワケだ。あ〜あ…結構完璧に準備していたので残念である。でもお上の都合じゃ仕方ない。(いや、ウチ主催じゃないからこ〜んな暢気な事が言ってられるワケで、主催側はチケットの払い戻しやらクレーム対応やら何やらでしっちゃかめっちゃかの大わらわである。心中お察し申し上げます。明日は我が身!?じゃないが、こういう事も有るんだ…という事を改めて知って良い教訓になった。ウチらも気をつけなきゃ)
 さて、午後5時くらいに会社を出て、地下鉄 13号線の金沙江路に向かった。今日はバンドのリハーサルが有るのだ。今日のリハは今回初めて使うスタジオなのでちょっと楽しみ。

 华东师范大学の正門を通り過ぎて、ココの体育館の横にある小さな路地を入っていく。


 奥の方に看板?らしきものを発見。

 入り口はこんな感じ。超絶分かりづらい。

 中は結構狭いが、フツーの LMのリハスタ機材は一通り揃っていた。ドラムセットはTAMA製。タムは 10' 12' 16'かな?カナリの小径セット。ベーアンはワーウィックのヘッドに SWRのキャビ。

 ギターアンプPEAVEYが 2台。

 いやぁ…懐かしい『狭さ』である(笑) 学生の頃はこういう狭くて安いスタジオで良く練習したモノだ。

 しっかし上海でも探せばまだまだリハスタも有るモノですな。

 リハは 2時間みっちり行った。まだまだ練習が足りない。下の写真は確認用のビデオからキャプチャー。iPhoneの自撮り側の狭い画角でも全員映るくらいの狭さ(笑)

 修了後はメンバー全員で近くの韓国料理でお食事会。まずは CASSビールで乾杯。

 iPhone Xポートレートモードで遊んでみた。デュアルレンズの近接レンズと中距離レンズ両方を組み合わせて、ソフトウェア合成でボケ味を演出しているらしい。想像していたよりは結構自然だが、でもやはりチョット合成特有の『わざとらしさ』が出てるので、ワタクシ的には積極的には使えないかなぁ(笑)

 さて!出張が無くなったので週末はポッカリ暇になってしまった(レッスンは全部キャンセルしちゃったのだ)…とは言え、やらなきゃイケナイ事はテンコ盛りなので、色々とスケジュールをやりくりしなきゃなぁ…。
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