中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

映画のロケとmobikeの新車

 火曜日、上海は晴れ、気温は36度。暑い暑い。
 今日は朝からまずはヘッドフォンの修理。先般の北京出張時に現場で使っていたら、普段愛用しているCD900STの接触が悪くなってしまい頭の角度によってタマに左側が出なくなって非常に困ったのだ。ヘッドフォンの左側のユニットのケーブルが出ている、丁度その出口の部分が中で断線しているっぽくて、この辺の角度を変えると『出る』ポイントが有るので、くるっと巻いてガムテで止めて応急処置したが、コレじゃちょっと本番中に気が散る。そんな訳で、結局同僚から同じSONYのを借りて難を逃れた。しっかし、こういう風に本番直前に壊れるのはホント困るわ。
 因みにこのCD900STは、実はワタクシが持ってる3台の中で 1番古い物で、20代の頃から使ってるから既に30年選手である。イヤーパッドや中のスポンジは 5回くらい交換しているし、ドライバユニットも一度交換している。そして左右を繋ぐケーブルは随分前に交換修理したのだが、そして…ついには今回メインケーブルである。
 中を開けてみたら半田部分は全然大丈夫で、やはりケーブルの付け根の部分が内部で断線している模様。

 線を外して当該部分を10cmくらいカットして、短くして剥いてみたら、ごらんの通り青銅が出ちゃって、緑色…っつーか、もう『真っ黒』である。元は金色だった筈なのに腐食しちゃってタイヘン。

 こりゃこのまま半田付けしても、導線部分が腐食してるので、こんな状態じゃ、ちょっと引っ張ったら内部でどっかまた断線しそうだ。しかもケーブルのどの部分が断線してもおかしくない。まぁ一時帰国すればパーツ買いできるのだが、次の帰国は8月末なので悩ましい所。そして少し考えた結果、今は使っていない Audio Technicaのヘッドフォンのケーブルを切って移植する事にした。こっちのケーブルの方がまだ新しいしね。
 サクッと修理した後は、mobikeに乗って打ち合わせ場所の南京西路に向かった。今日は朝10時からタカさんの事務所で打ち合わせが有るのだ。
 南昌路を走っていたら、何やら道路沿いが煌々と照らされていた。どうやら映画の撮影でもやってるらしい。

 ちょっと走ったらカメラクルーを発見。

 普段影になってる場所が LEDの光で変な具合に変色していた。こんなんでホワイトバランス取れるのかねぇ。。。まぁ大きなお世話だろうけど(笑)

 さて、南京西路の駅沿いに有るオシャレなオフィスでタカさんと約2時間にわたる打ち合わせ。決めなきゃイケナイ事が沢山あってタイヘンだが、何とか整理できて良かった。
 お腹も空いたので近所でメシ。エビチリ丼。ナニゲに美味しかった!

 食後は彼とは別れ、ワタクシは会社に向かった。南京西路は 2号線の駅と 13号線の駅までは結構遠いので、目の前にあった mobikeに乗って行く事に。 何コレ!新型車だ!わくわく。

 今まで不具合が多かったサドル部分やブレーキワイヤー部分はカナリ改善されていて、非常に乗りやすかった。全部コレになったら良いなぁ。
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