中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

長い休暇の最終日

 日曜日、上海は晴れ、気温は 11度で比較的暖かい一日。

 肺炎騒ぎで何かと翻弄されている上海市だが、一応オフィシャルには本日 2/9で春節休暇は終了、明日 2/10より一般企業も徐々に仕事を再開させる見通しである。本来の春節休暇は 1/24(金) 〜 1/31(金)で、振替出勤日として 2/1(土)から通常出勤になる予定だったのだが、ご周知の通り新型肺炎の影響で中央政府からの通達により 2/2(日)まで法定休日が延び、その後は市政府判断にて上海市の一般企業は 2/9(日)まで営業禁止となったワケだ。そんなワケで突然の 3週間の休みを余儀なくされたワケだが、それも今日でおしまい。明日からは通常の生活に戻れる…筈も無く、一向に収束の気配を感じられない状況である。この暗雲立ちこめる中での再スタートがどうなることやら?

 お昼に少し外を歩いてみたのだが、相変わらず歩いているヒトは少ないモノの、徐々に戻ってきている感は有り、ココ数日のゴーストタウン的な様相は脱したかな。

 最終日なので少しは実のある事をしようか…とも思ったのだが、この状況では何をどうして良いかサッパリ判らない。とりあえず明日から始まる新生活!? を楽しむべく身の回りの事を少しずつ整理。
 まずは万年筆のインク交換から。ワタクシは別にスノッブなステーショナリーマニアでは無いのだが、意外と文房具も好きで、特に昔から『万年筆』が好きなのだ。決して高いモノである必要は無く、安くて手に馴染むモノが好きで、特に多く使いもしないクセに必ず胸ポケットに一本は刺さっている。

 ここ数年愛用しているのは『プラチナ』社の『プレジール』という万年筆。コレ、クソ安いのに(日本円で¥1,000ちょっと)新品の時からペン先が凄く滑らかで、まるで何十年も使った後の様な書き味が有るので気に入って同じモノを 4本も買っている。一本目は妻に奪われ、二本目はペンホルダー部分が開いてしまって胸ポケットから直ぐに脱落する様になったので実家の母にあげてしまい、今 3本目を使っているのだが、コレ、先日不注意で落としてしまい、直接ペン先が地面に当たったワケでは無かった様なのだが、何故か非常に書きにくくなってしまったのだが「気のせいかな?」と思いつつも欺しだまし使っていたのだ。先ほどインクを交換したのだが、結局書き味は変わらなかったので、丁度良い機会だし今日 4本目を出す事にした。(実はスペアとして先般の一時帰国時にもう一本買ってきてあったのだw)
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 新しいのを出してみてインクを装填して書いてみたら、感動!!!全然違うじゃないか。やっぱりコレですよコレ! そうそうこの書き味が本当のプレジールの書き味。いやぁ嬉しいなぁ。やはり先日落とした際にペン先が当たってしまってたんだね。描き比べると雲泥の差。いやぁ…今後は絶対落とさない様に気をつけよう。
 意味も無く、A4の紙にアタマに思いつく事を片っ端から書きまくって(こういう時間が一番好き)過ごす至福の時間。

 おつまみは、鞄を整理していたら底の方から出てきた、以前友達から頂いたタイのお土産。トムヤムクン味のプリッツ?的なお菓子。
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 これがまたピリ辛でビールに合うんだ(嬉)
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 さて!コレでお休みはおしまい! 長期にわたる軟禁状態で精神的には少々参っているが、お陰様で体調はすこぶる良いので、免疫力は高めだろう。きっと。
 明日から気合い入れて頑張るぞっと!
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