金曜日、上海は雨。気温は 29度。非常に蒸し暑い一日。
朝は雨の中息子を学校まで送って、一旦戻ってきてからは、昨日宅配便で届いた電源タップの改造である。今週末の現場で『多分足りなくなるだろう』と思って 10個口のタップを京东でポチっておいたのだ。
ワタクシ、仕事で使う電源タップは基本的に『公牛』製のものを愛用しているのだが、最近の公牛製のタップにはほぼ全てにサーキットブレイカーが内蔵されていて、これが仕事で使ってると思わぬトラブルに繋がり兼ねないので、個人の責任において外す事にしている。
基本的に 10Aのタップなら 10Aのサーキットブレイカーが付いているのだが、このブレイカー自体の仕様にバラつきが有る様で、8Aくらいで落ちたりする事があったのだ。自宅で使ってる同社製の別のタップなのだが、以前、電気釜とトースターを同時に使って(計算上はMax 8Aなのに)タップ内蔵ブレイカーが作動して落ちてしまい、炊いてる途中のゴハンが台無しになった経験がある。
そんなワケで、我々業務で使ってる音響現場では、こんなタップ内のブレイカーで 10個もの電源が一斉に落ちたら、それこそシャレにならない大事故になるので、自己責任に於いてバイパスしているワケだ。電源ケーブル自体の耐性は経験上 30%くらいはオーバーしても大丈夫(発熱しても燃えたり溶けたりしない)だし、基本的に我々が仕事で使う場合は、必ず容量計算をして使っているので、突入電流に敏感なサーキットブレイカーは百害あって一利なしなのだ。電源入れた一瞬だけ多く流れるのは当たり前の事なのだが、サーキットブレイカーはピーク電流で落としてしまうので、コレがついてると実仕様の 80%くらいしか流せなくなっちゃうのよね。
そんなワケで朝っぱらから買ったばかりのタップを分解。やっぱりブレイカーが付いていた。
半田で溶かして綺麗に外してバイパスする。やっぱり 10Aのブレイカーだった。
そんなワケでシンプルに半田で直結。ON/OFFスイッチは一気に切れる方が便利なので残しておく。物理的な衝撃が無い限り、この部分が勝手に切れる事は無いし、2Days 等の現場や仕込み日と本番日が別れてる現場では、大元で切った方が安全だしね。
全部組み上げた後、テスターで軽く確認してからコンセントに差して一個ずつ全部の口に負荷高めの扇風機を差して接続テスト。10個口全部カンペキだったのは言うまでも無い。ふふふ。
その後はフツーに出社。出社後はデスクワーク&会議&デスクワーク&会議。そして 21時頃に帰ろうかと荷物を纏めていたら老板から電話が入ったのでそこから 45分ほど先ほどの会議について報告&諸々検討。
帰宅後はビール片手に明日の準備。明日の現場はほぼ一人で全部仕込まなきゃイケナイのでナニゲに大変なのだ。とりあえず充電モノを忘れない様に先に充電。
そりゃそうと関係無いが、昨日一件、今日もまた別のクライアントから一件、新たにまた作曲業務の依頼が来ちゃったりして!? 頭を抱えている。いやはや…重なるときには重なるモノである。2月から4月末まであ〜んなに暇だったのにね。世の中上手くいかないモノですなw
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