中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

そしてまた収録

 火曜日、上海は晴れ、気温は 18度。

 いつも通り 6時半起床。どうもウチの息子の学校のクラスの一人が水疱瘡?が出たらしく、今週は登校せずに自宅にてオンライン授業なので、イツモの様に学校まで送らなくて良いから朝は少し余裕がある。ありがたい!

…とは言え 10時から収録が有るので 8時には家を出て会社に向かう。

 松江のオフィスに着いたら開始まで 20分弱の余裕しかない(泣)遠いなぁ…ホント。
 慌てて機材に火を入れたりトイレ行ったりしたら直ぐに収録時間だ。バッタバタ。
f:id:hayap24bit:20201111095939p:image
 例によって、某 PJの日本語音声収録のリモート立ち合い&ディレクション兼同時通訳である。zoomによる日中共同作業も、もう4日目ともなると両者とも大分慣れてきて、かなりスムーズに進める事が出来て良い感じ。
 それでも画面の中の金魚鉢の中の声優さんの声が、ほんの数ミリsec.の遅れで、ほぼダイレクトに上海のスタジオの Genelecモニタスピーカーから大音量で流れてくる様は、中々スペイシーな感覚で圧巻である。
f:id:hayap24bit:20201111093514j:image
 結局、朝 10時から始まった収録は、13時半から 14時までの 30分間の食事休憩以外、19時半まで、ずーっと 9時間近くぶっ通しで行われたのでサスガに疲れた。
 本日は 4名の収録だったのだが、15時から始まった本日最後の女性声優さんが、いわゆる『主役』の一人だったので、セリフが非常に多く 3時間半以上かかったのだが、この方がまぁ惚れ惚れする様な素敵な声で、物凄く演技が上手くて感動した。声だけなのに一瞬ホンキで惚れそうになった(笑)
 zoomの画面越しにブース内の様子を見てると、腕を振り回して身体全体で表現されていた。なるほどねえ。あの声を出すために実際に動作の演技もしてたんだね。だからこんなにリアルなんだ。よく見たらニット系で音が出ない服だし、アクセサリー系も殆どしてない風だった。日本のプロってすげーなホント。

 収録後に知ったのだが、この方もカナリ有名な声優さんだった。改めて資料を見たら、まだ若いのに芸歴長っ!子役から演ってたらしい。なるほどね、さすがだわ。そりゃ声だけで好きになっちゃうワケだw

 21時過ぎに会社を出て、今日は上司の車で送ってもらって帰宅。やはりクルマの方がずっと早かった。やはり今後はマイカー通勤も考えなきゃなぁ。
にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村