中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

順反り

 水曜日、上海は晴れ、気温は 15度。中々寒い一日。

 今週は息子はオンライン授業なので、学校まで送らなくて良いから、朝はイツモより 30分ほど余裕が有る…筈なのだが、何故か家を出る頃はバタバタしてるんだなぁ。何でだろ?実に不思議。ワタクシ、放っておくと永遠にダラダラする生物らしい。

 そんなこんなでイツモより 30分遅れでフツーに長距離通勤。地下鉄は途中までは激混みだが、喉元過ぎれば?ガラガラ。
 普段と時間がちょっと違うだけで普段は見られない景色が見られるから良い。今日は松江大学城で上りの路面電車と下りの路面電車が並んで停まっているのに遭遇。なんかカワイイ!
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 出社後は午前中はデスクワークで、ヒトの曲のフォロー。クライアント(メインチーム)と奏者(外注)との板挟みで『何でヲレが謝らなきゃイケナイんだろ?』って考えてしまう様な内容に、意味なく両方に頭を下げる…的な仕事のオンパレード。ま、仕事なんて多かれ少なかれそんなモンだ。一々考えてたら腹が立つので考えない。クールにビジネスライクにね!

 そりゃそうと関係ないが、同僚がもう iPhone12を持っていてビックリ。さすがゲーム会社!こういうトレンドは早いわ。5Gのアイコンが新鮮。
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 そして午後はスタジオに引きこもってベース収録。纏まった時間が必要なので後回しにしていたら、全然時間が無くなってしまった。

 全ての配線を繋いで、シーケンサー立ち上げてチューニングして「さぁ録ろう!」と、イザ始めようとしたら、どうも弦高が高くて弾きにくい。ブリッジを少し下げて様子をみるも、どうもシックリ来ない。「あれ?まさか。。。」と思って調べてみたら、ネックがまさかの順反りしていた(驚)

 自宅に長時間置いていても全く問題なかったのに、ココ 2週間ほど会社のスタジオに置きっぱなしだったので、きっと室温や湿度等の変化で反ってしまったのだろう。

 ワタクシの BB-5000はスルーネックで 5弦ベースの割にネックが細くて薄いのでテンションロッドの調整は注意が必要。一旦全ての弦を緩めてからユックリ締め付けた。
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 『捻れ』の力が最小限になる様にボディとネックをシッカリ押さえながら調整するのがキモ。
 テンションロッドの調整なんて超久しぶりだったが、サスガこの時代の YAMAHAの楽器はシッカリ出来てる。数回の微調整でシッカリ元通りになった。良かった良かった。

 楽器の調整に 1時間もかかってしまったので、録りの時間が減ってしまったが、そこから集中して 20時過ぎには一通り完了。ホントは全部最後まで仕上げたかったが、ワタクシは通勤に 2時間近く掛かるのだ。このまま続けていたら帰れなくなる。仕方なく諦めて今日はココまで!

 嗚呼…最近ホント時間が全然足りない。厳密に言うと足りてるんだけど、ワタクシ自身が『ダラダラする』時間が絶対的に足りない(笑)もっとダラダラしたいのだよ。基本的にそういう生き物なのでw

 帰宅の通勤電車内では『双11』のセールなのでタオバオや京东でネット爆買い。そうなのだ。今日は 11月11日で 1111なので中国では独身の日?セールが毎年盛大に開催されるワケさ。

 ビバ!無駄遣い!w
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