中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

相手の立場で考える

 木曜日、上海は晴れ。気温は16度。最近秋晴れが続いている。

 朝 6時、目覚まし無しで自然に目覚める。最近また少し睡眠不足気味なので、昨夜は 1滴も飲まずに 23時半過ぎには寝たのだが、結局、約 6時間で自動的に起きてしまう…という。まいっか。

 そして松江まで長距離通勤。最近ようやく少し慣れてきた様で、なんとなく時間配分が身に染み付いてきたかな? 携帯で遊んでいても、駅名を見なくても感覚的に「そろそろ到着するな」というのが判る様になってきた。(こんな事は全然自慢出来ないけどなw)

 会社に到着してからは、まずはプライベート側の PJから。先ほど通勤途中に友達から楽曲が 2曲ほど納品されたので、それらの確認。非常に良い出来で、全く問題ないので、資料を纏めて提出。

 某コンペ案件なのだが、こういうのはクライアント側の担当者が整理しやすい様にフォルダ分けするのがポイント。提出曲が複数曲ある場合、一般的には楽曲フォルダと歌詞フォルダとプロフィールフォルダに分けて納品するヒトが多いと思うが、自分が昔担当だった頃の経験から言うと、多くの楽曲が一気に集まってくるシチュエーションでは、一々『ヒト』毎に分けない。なにせ『曲』が全てなので『楽曲毎』にフォルダを分けて、その中に歌詞と曲とダブっても構わないから簡単なプロフを入れる。
 プロダクションの担当は、まず『曲』だけ自分のフォルダにコピーして片っ端から聴きまくるワケで、引っかかった曲は『タイトル』つまり『ファイルネーム』から、大元の資料を探す事が多い。皆んな忙しいので、一々面接みたいに『歌詞とプロフを並べてから正座してdemoを聴く』というシチュエーションは今や殆どない…と言っても過言ではない。寧ろ『フトした瞬間にスッとメロディや歌詞が入ってくる』事がヒットの条件だったりするので、歌詞等は先に見ないで予備知識はゼロで、ドバーっとライトに聴き始める事が多い。
 そして気になった曲のみ歌詞を見るし作家を調べ始めるワケで、その時に一々『作家の名前』で検索なんかしてられないから、楽曲名フォルダの中に全て入ってるのが好ましい。ワタクシはファイルネームの規則として『曲名-作家名-demo.mp3』『曲名-作家名-歌詞.docx』と言った感じでネーミングし、歌詞の一番下に簡単な写真付きプロフを付ける様にしている。すると担当は曲名でソートするだけで、直ぐに歌詞にも本人プロフにもたどり着けるからね。

 そんなワケで、友達の曲をわかりやすい形にリネームして資料を纏めて(自分の曲じゃ無いから資料自体にはもちろん手を入れてないよ)クライアントに提出した。
 今回はジャンル的にワタクシのキャラでは無い(得意では無い)分野だったので友達を紹介したのだ。良い形で芽が出て繋がる事を祈りつつ。。。

 さて、メイン業務は午前中デスクワーク、昼食後は会議が続き、昨日のベース収録の続きが行えたのは 17時過ぎだった。
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 そして無事に 1曲録り終わり、2曲めのギターを収録してたら、あまりに集中し過ぎて21時半を回ってる事に気付いて慌てて帰宅。やばい!通勤に 2時間かかるのだ。忘れてた。終電の時間もカナリ早いはず!(汗)

 嗚呼…纏まった時間が欲しいなぁ…ホント。(有ったら有ったで、ダラダラしちゃうんだろうけどね)
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