中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

外注評価とギター収録

 水曜日、上海は晴れのち曇り、気温は 13度。昨日のハナシじゃないが、比較的暖かく感じる一日。

 朝、また変な夢で目覚ましが鳴る前に目覚める。何コレ?なにかの前兆?よく分からんが、今日は 6時だったのでまぁヨシとする。5時とかだと腹が立つが、6時ならもうそろそろ起きる時間だしね。

 そして息子を送ってからイツモ通りの長距離通勤。本日の通勤 BGMは YMOをランダム再生にして BGとシャレつつ携帯でブログを書きながら出社。最近会社に到着する直前にアップできるので時間が無駄にならなくて良い。

 本日の松江某所、いい天気だ!会社の周りのお堀?の木々も紅葉してきて美しい。
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 午前中はデスクワーク。そして 11時半〜12時半まで社内ドラムレッスンの講師。なんだかなぁ…会社のスタジオで真昼間からレッスンするなんて非常に不思議な感じだ。ま、でも皆楽しそうなのでヨシとしよう。

 昼食後は 2020年度の外注評価会議(優秀外注を表彰するための選別会議)に出席。中国のゲーム会社では基本的にインハウスで作曲家を囲わない習慣がある、効果音制作とマスタリングはインハウスで行うが、楽曲制作に限っては外注を使うのが基本らしく、彼らにも競争で切磋琢磨してもらう為にこういう『優秀外注アワード』みたいなのを毎年やってるらしい。もちろん選ばれた優秀な会社には報奨金と記念の盾みたいなのが送られるのだ。実に面白い。

 会議の後は、ちょっと眠気覚ましに外を散歩して、戻ってからはスタジオに引きこもってギター収録である。
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 ワタクシ基本的に楽曲制作は Logic Pro Xで行い、外スタ絡みの案件や TDのみの業務やマスタリング等の案件のみ ProToolsを使うのだが、最近ちょっとワケあって制作の段階から ProTools を使う様にシフトしている。細かいコマンド等をすっかり忘れていて失笑しつつも新しい発見が有って面白い。PTは MIDI係が弱かったのだが、最近のバージョンはカナリ進化していて驚いた。うん良い感じだ。

 そうそう、モノが到着したら改めて書こうと思うが、実は今般ウチの会社で、ワタクシ専用の Audio I/Oとして『Pro Tools | Carbon』を購入してもらったのだ。以前もチョロっと書いたが、12月なので 2020年度の経費を使いきらなきゃイケナイらしいので、ドサクサに紛れて駄目元で申請してみたらアッサリ通ってしまった…という(嬉)

 そんな訳で非常に楽しみに待っているのだが、Carbonはあまりに新しい機材ゆえ、並行輸入モノばかりで、まだ中国の正規ディーラーには正式に入ってきてないらしく、米国から直送する可能性が高いとの事。今の米中摩擦を鑑みるとひょっとすると来年になるかもしれない…のだとさ。。。嗚呼…待ち遠しいわ。やっぱり会社の経費で落とす音響機器のハードウェアなら、自分じゃ絶対買わない価格帯のものでしょ!経費もいっぱい落ちて一石二鳥!(笑)

 収録は 21時過ぎまで。良い感じにバッキングギターのトラックは全部録れたので良かった。

 さて!明日はライブである。 20時から育音堂の老店に出演する。ワカモノ達と暴れるぜっ!
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