中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

日に日に人が減って行く

 金曜日、上海は雨のち曇り、気温は 9度でまた少し寒くなった。

 朝 5時50分に何の脈絡もなく自動起床。また目覚ましが鳴る前に目覚めてしまった。
 そんなワケでノンビリと朝の準備をしてから、例によって約 2時間の長距離通勤旅行。松江大学城駅は人影もまばら。最近春節の影響で日に日に人が減っている。
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 オフィスに到着して、暫しデスクワークしていたら、同僚からイキナリ声がかかり、ウチの部も全員 PCR検査を受ける事になったのでロビーに集合してください!的なアナウンスが。

 実は中国では今般、春節で『省』を跨ぐ移動には必ず『PCR陰性証明書』が必要となるらしく、そのため移動を予定している一般の人は自腹で検査を受けなければならないのだが、ウチの会社は福利厚生の一貫として会社が費用負担して社内で検査してくれるらしいのだ。なんとまぁ至れり尽くせりな会社でしょう!当初は希望者だけ…という話だったのだが、ウチの部は上司の提言で全員やる事になったらしい。
 ワタクシは、今年は妻の実家には帰省せずに上海でジッとしている予定だったので特に検査の必要はないし、万が一?(症状が無いだけで)見つかったりしたら超超超超面倒な事になるから「世の中には知らない方がシアワセな事だって沢山あるんだぜ!? 」って感じでホントは検査自体を遠慮しとこうと思っていたのだよ。でも考えてみたらウチの社員って 1,000人規模である。この中で一人でも陽性が見つかれば自ずと全員隔離でそっから検査な訳で、もし仮に(自分を含め)誰かが持ってるなら絶対ポコポコ出てくる筈じゃん? だから「まぁいいや!」って感じで検査を受ける事にしたワケw。ま、一回ぐらい陰性証明を貰っておくのも、この先、多少は役に立つ?かもしれないしね。春節後の拡散状況は全く見えないしな。

 そんなこんなで受付みたいな場所で色々と登録してバーコード付き試験管みたいなのを貰って列にならび、防護服のオネエサンの前で名前の確認、するとおもむろに!? まずは喉の奥深くに綿棒を突っ込まれゴシゴシと擦られオエってなり、これで終わりかと思ったら、別の綿棒を取り出して今度は鼻の穴の中奥深くまで突っ込まれ、涙目になりながらクシャミを堪えた。ひえ〜。コレ嫌だなぁ。ちょっとした拷問じゃんw

 写真は撮っちゃイケナイ(携帯をイジっちゃイケナイ)事になっていたので、写真は撮っていないが、防護服に囲まれて中々スペイシーな体験だった。昔、映画『ET』の中でこんなシーンが有った気がする。なんでETに防護服だっけ? あれ?別の映画だったかなぁ。。。全然覚えてないが、突然頭の中に映像がフラッシュバックしてきた。へんなの。

 検査自体は 5分ほどで終了。来週月曜に結果がわかるらしいので、とにかく陰性である事を祈るのみだ(ワタクシの場合、バンドやら生徒やら関係者が多すぎるので、偽陽性とかで疑われても影響は計り知れないからね。確か PCRって検出率 100%じゃなくて陰性でも陽性って出る事が有るんでしょ? 怖っ!)

 その後は部内研修のドラムレッスンと、その後は昨夜録ったギターとベースの編集&ミックス作業を集中して行う。仕事上の大きなトピックは特になし。

 午後 7時、金曜だし定時に上がってまっすぐ帰る事にした。帰りの地下鉄はガラガラだった。もう春節目前だものね。
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 色々と新型肺炎の今後が見えない昨今では有るが、やはり帰省する人はするみたいだね。 嗚呼…広がらないと良いなぁホント。もう去年みたいな思いはたくさんだよ。
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