金曜日、上海は晴れのち曇りのち雷雨、気温は午前中 38度で、午後になって 34度くらいまで下がった。最近コンスタントに 40度前後の日々が続いていたのだが、コレで少しは落ち着くかな？
朝 4時に一旦目覚める。妻が親戚のクルマに乗って田舎から帰ってきたのだ。息子はまだ遊び足りないらしく、暫く田舎で過ごすらしい。そりゃそうだ。まだ 1ヶ月も夏休みがあるのだからね。田舎で原始人の様に走り回ってる事だろう。彼にとっても都会で iPhoneや iPadに噛り付いてるより、その方がずっと良い。
その後はウツラウツラしつつも、午前 6時には完全に目が覚めてしまったので起きる事に。
ノンビリとほぼイツモ通りのルーチンで準備をして、午前 8時前には家を出てシェアサイクルで地下鉄 2号線の『南京西路』駅まで走った。今日は浦东の民生路にある出入境管理局の本局にパスポートを取りに行かなきゃならないのだ。
久々に来た南京西路。通勤時間帯の 2号線は恐ろしく混むので覚悟していたら、意外と空いていて肩透かしを喰らった。ひょっとしたらロックダウン後、まだ出社を控えていたり在宅勤務をしてる人も多いのかもしれない。
そして 2号線に揺られて『上海科技馆』駅で下車。気付けばロックダウン後、初めて川を越えて浦东サイドに来たわ。
相変わらずスターウォーズみたいな通路。人少なっ！
3番出口を出て、シェアサイクルを探すも一台も無くて凹む。仕方ないから炎天下を歩く事に。
出口近辺に出来たこの巨大な建物は一体何なんだろ？結構凝った造形なのでコンサートホールに見えなくもないが。。。
そして、すっかり汗だくになりながら、到着しましたよ出入境管理局へ。なんか入り口で色々と登録しなきゃイケナイらしい。どうやら徐汇区の入管同様、完全予約制なので、名簿の確認をしてるっぽい。
ワタクシは今日は申請じゃなくて受け取りなので、隣のエグゼクティブ入り口から受領証を見せて後は场所吗をスキャンして見せるだけでスルっと入館できた。
パスポートの受け取り自体は、単純にお金を払ったら直ぐに引き換えで受け取る事ができたのだが、发票（領収書）を発行するのに 30分くらいかかるらしく、仕方なくベンチに座って、携帯で昨日の日記なんか書きながら待つ事に。
因みに、コレが今回貰えた臨時ビザである。『停留ビザ』というらしい。まさに『モラトリアム証明書』みたいなものだ、あはは。
居留証の更新等で、一旦ビザが切れてしまう人に対し、手続きが完了するまでの一定期間（26日間？）人道的観点から国内停留を許可する…という類の、いわゆる暫定的なビザである。ただし、聞くところによると今回のロックダウンが原因による遅延が多々発生しているため、このビザを持ってさえいれば、仮に指定期日を過ぎても、オーバーステイのペナルティは発生しない…との事。なるほどちゃんと救済措置は有るらしい。
そして 30分経ったので窓口で無事に发票を受け取り、今度は 10号線の『天潼路』に向かった。新しい会社が指定した某ビザ関連代行業者に全ての書類の耳を揃えて原本と共に提出しなければならないのだ。
天潼路には郵政博物館？みたいなのがあって、古い時代の建物がそのまま残っていて良い感じである。
そしてダース・ベイダーが居そうな黒光りしたビルで担当者と待ち合わせ。
全ての資料に問題がない事を確認してもらい、ようやく無罪放免？である。肩の荷がちょっと降りた。あとは新しい会社側で（代行業者側で）なんとかしてくれるだろう。
安心したら突然腹が減ったので、10号線で『陕西南路』駅まで戻って、iapmの地下2Fにある一風堂で、また担担面を食す事にした。相変わらず食事のバリエーションの少ないワタクシw
食後はまっすぐ帰宅したら玄関のドアが少し開いていて一瞬驚いた。そういえば昨夜妻が帰ってきてたんだったわ。忘れてた。あはは。彼女は今朝早く帰ってきたので、今さっき起きたばかりらしく、二言三言話しただけで、また直ぐにベッドに向かって寝てしまった。
てなわけで午後はヘッドフォン被って集中してオシゴト。夕方くらいから外が真っ暗になって土砂降りになった。相変わらず読めない天気だが、午前中の移動時じゃなくてホントよかったわ。
気付けばあっという間に 20時過ぎである。妻は出かけてしまったし、昼のラーメンがちょっと重かった事もあり全然腹が減ってなかったので、夕食は抜いてお酒とオツマミだけで過ごす事にした。
さて！また一週間を無駄に!?過ごしてしまった感は否めない。でもビザ手続きが完了しない事には何もできないので仕方ない。新しい会社側の期待に応えられないのが少々心苦しいが、こりゃもぅ開き直るしかないわなぁ…。
何はともあれ、全てが順調に運んで一日も早く居留証更新が完了します様に（祈）
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