中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

PLASMA発売と居留証の更新完了

 水曜日、上海は晴れ時々曇り、気温は 37度。今日は雨は降らなかった。

 朝 6時に自然起床。イツモ通りに猫の世話して軽く自分の朝食をとったあと、軽くネットみてたら本日が Perfumeさんのニューアルバムの発売日である事を知り「まさか Apple Musicでも同時リリースだったりして?」と半分期待せずにみてみたら、ホントにリリースされていたので、朝っぱらから早速聴きながら昨日のブログなんか書く。

 ニューアルバムは『PLASMA』というタイトルらしい。例によってヤスタカさんプロデュースっぽい。オープニングのアナログシンセの音で結構ニヤっとしてしまったワタクシ。全体的には、今までのファンを裏切らない『らしい』楽曲のオンパレードで安心して聴けた。ただ今までと違うのは『声』の扱い方だな。初期の頃はわざとプラスティッキーに AutoTuneでのケロボイスを多用していたが、アルバムを重ねるごとにどんどん生っぽくなって行き、今回のアルバムはほぼ完全に生声っぽくて驚いた。『Perfume = ケロボイス』という認識のされかたを完全に払拭したかったのカモしれないし、あるいはメンバー個々のアイデンティティーを少しずつ生かす方向に転換した?とかw でも目論見は見事に成功していて、全く声を弄ってなくても少し聴いただけで彼女らだと分かる『らしさ』が出てるから流石だ。
 何れにせよ全ての楽曲においてキャッチーなメロで貫かれてるのが素晴らしい。アレンジ的な冒険らしい冒険がみられなかったのが少し残念だが、そんなもの期待している方がマイノリティなのかもね。
 以前の職場的に(所属事務所が某A社なので)個人的にはなんとなく一方的に『近さ』を感じて複雑な気分だが、こうして完全に離れて冷静に聴ける方が余計な事を考えずに勝手な事が言えるからずっとシアワセなのは確かだな。

 さて、朝 10時からはデスクワーク。在宅ワークも板について来て?…というよりだいぶ『開き直ってきて』と言った方が正しいかな。オンラインミーティング等に出席して色々やってたらあっという間にお昼である。

 お昼前にチョット結構ややこし目な自分担当案件(と思われる)内容が発生して、色々と検討。食事も間々ならぬまま、13時から日本の某所と繋いだTV会議である。

 ちょうどそんなバタバタな中、ビザ関連の代行をしてくれている業者から連絡が入り、どうやらワタクシの居留証が無事に発行され、パスポート原本が届いた…との連絡を受けた。
 「宅配で送りますか?」とか言ってるので、次の手続きの為に一日も早く原本を手にしたかったし、パスポートなんて紛失したら大変なので(何なら今は宅配業者は小区の中に入れいないから門の外にある宅配棚に無造作に荷物を置くだけだし)危ないから午後に取りに行く事にした。

 そんな訳で、会議終了後に慌てて地下鉄 10号線の『天潼路』の某ビルまで走る。

 そして前回と同じ場所で業者の人と待ち合わせ。

 なんとか無事に受け取れて一安心である。やっと新しい会社の就業許可証を使った居留証の発行が完了した。いやぁ…今回は長かった〜。全部で丸 1ヶ月以上かかったわ。

 今までは 2年ビザだったが、転職したばかりなので最初の年は 1年である。ま、未来は誰にも判らないからコレくらいで丁度良いのかもね。

 帰りに最寄駅からシェアサイクルに乗って、一旦 PCR検査場まで走って念の為 PCR検査を受ける事にした。うまく予約を入れられれば明日最終の入社前健診を受ける事が可能になるから、病院は基本的に 24H以内の PCR陰性証明が必要なのだ。念には念を!である。

 無事に検査も終えて帰宅したら、死ぬほど汗だくだったので、そのままシャワーを浴びたのは言うまでもない。

 そして夕方からは、この 2時間くらいの外出の間に依頼されていた細々とした事務作業を片付けていたら、あっという間に19時過ぎ。あ〜あ。なんだか今日はバタバタだったな。

 ま、何はともあれ?とりあえず、一歩前に進んだので良かった。
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