中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

広州・191ライブハウス

 土曜日、広州は曇り時々雨、気温は 26度。窓開けっぱなしにしてると Tシャツ一枚じゃ寒いくらい?の気温まで下がってきた。

 朝 8時に自然起床、どうやら脳みそが土曜日である事を知っていたらしい。やはりワタクシ無意識の部分でもう一人の人格が有るっぽい。実に不思議。

 午前中は掃除したり選択したりしてパキパキと過ごし、午後からは来月頭にある某ライブイベントで使うオケを作る作業に勤しむ。なにせ大学時代に作った自分の曲を改めて演奏する事になったので、オケを作り直さなきゃイケナイのだよ。当時はノートパソコンなんて使ってなくて、カセットMTRでドンカマ出していたので、今それを 30年ぶりに思い出しながらPCに打ち込んでいる…という実に不思議な気分。

 あっという間に 17時になってしまったので、ザッとシャワーを浴びてタクシーに飛び乗って、広州の市の中心部へ向かう。今ちょうど上海の音楽仲間(中国人)達が広州に遊びに来ているので一緒に食事する事にしていたのだ。

 本日行ったのはこんな店。

 お料理は広東料理らしい。中々美味しかった。 そしてこの時期になると何故か出てくる蛎なんぞ。

 今日はワカモノが多かったのでワタクシは遠慮してワカモノ達に譲るw

 ワイワイガヤガヤと 9人くらいで色々な話をして楽しく食事した後は、2次会へ。近所に小洒落たバーがあるらしい。

 スパークリングで乾杯!

 そして 22時過ぎ、ワタクシは次の用事があるので、皆とはココで分かれて、一人タクシーに乗って『191ライブハウス』という場所まで移動。
 今日はこの店で、広州に住む日本人らが集まって演奏するらしいので観に来たのだ。

 噂には聞いていたが初めて来た 191ライブハウス。入口はこんな雰囲気。

 中は結構中国のお客さんが多くてびっくり。チャージ無しなので、ライブハウスというよりは、ライブバーだな。

 丁度日本人のブルースバンドが始まったばかりだったので、一番前の席でじっくりと拝見する。中々上手くて驚いた。

 いわゆる身内の集まるサークル的なノリかと思ったら、全然違ってフツーに中国人のお客さんの前でシッカリ聞かせられる演奏だった。ドラムの前にクリアソニック的なアクリル板が置いてあって、全体的に音量控えめで良い感じ。

 二つ目のバンドは日本のビートロック系? ブルーハーツのコピーとかを日本語で歌っていた。

 コッチは爆音だった(笑) こんだけ出しても怒られない店が広州にも有るんだね。サブが無い?のか重低音は物足りなかったが、まぁライブハウスじゃないので、お客さん同士が会話できるレベルの音量を目指してるのかもね。中々良いハコである。

 終演後、何名かの方とお喋り出来て良かった。どうやら広州と深圳で共同の音楽サークルみたいなのが有るらしく、深圳からわざわざ出張って来てるヒトが多くて驚いた。午前 1時過ぎにこれから深圳までタクシーで帰るらしい(驚)凄いパワーだ。

 でも上海と違って全部で 30数名くらいしか居ないらしい。なるほどね。。。っつーか上海が異常なんだよな。だって音楽愛好家のグルチャだけで 200人以上居るからね。。。

 午前 1時半過ぎに店を出てタクシーで帰宅。
 中々濃ゆい一日だった。午前 2時就寝。
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