中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Touch Barの弱点

 水曜日、上海は曇りのち雨、気温は 7度。相変わらず一桁で寒い一日。

 今日は久々に朝からガーデンホテルのジムに寄ってから出社。朝は雨が降っていなかったので久々に気に入った靴を履いていったのだが、まさか夕方からまた雨が降るとはね…。まーったく気分が全然アガらない今日この頃。
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 ジムを出たら既に 11時過ぎだったので早めのお昼をとる事にした。行ったのは例によって长乐路の大吉である。本日はタラの定食。
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 これまたイツモの様に ♪ちゃ〜ら〜らら〜♪ と『タラのテーマ』を歌いながら頂く。

 出社後はデスクワーク。ちょっと面白そうな問い合わせが有ったので、日本の古い友人に久々に連絡して仕事が繋がらないか確認を取ってみた。世の中どこで何がどう繋がるか判らない。本件も繋がると良いなぁ。

 さて、突然話題は飛ぶが、去年の夏に購入した MacBook Pro 15inchの Touch Barが未だにどうも好きになれない。半年以上使ってみて、TouchBarと USB-C以外はほぼほぼ満足しているのだが、この Touch Barはホントに困るシチュエーションが多々有る。
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 何が困るって、一番困るのが『ESC』キーである。頼むからコレだけは物理キーボードに戻して欲しい…と切に願う今日この頃。そもそも『ESC』キーは『ファンクションキー』じゃ無いですよ! ファンクションキーを多目的ディスプレイにするのはまぁ百歩譲ってメリットが多少は有るかもしれないが、でも ESCキーは百害あって一利無しですよ。
 特に我々の様な PA現場で一番困るのは『QLab』を使った BGMポン出しのシチュエーションである。普段は音響現場専用の MacBook Airを使っているので(あれは全て物理キーなので)全く問題無いのだが、先日の某現場で、バックアップマシンとしてこの 15inchを使った所、メチャメチャ困った。
 QLabは再生中楽曲の停止コマンド(F.O.)が ESCキーに割り当てられているため、ココがタッチバーだと『舞台上を眺めながら ESCキーに指を置きつつ、タイミングよき所で押し込む』といった事が出来ない(タッチパネルは触った瞬間に反応するため、指を置いた状況からの『押し込み』は出来ない)
 とは言え、コレも指を『だいたい』その辺の中空に置いておけば対応できなくもないだろう。『し・か・し!』大問題はこのタッチバーは常に光っているワケではないのですよ。。。アプリによっては数秒すると暗くなってスリープしてしまうのだ(QLabがまさにそう) つまり、再生中に ESCキーを正しく入力するには一度タッチして起こして(光らせて)初めてキー入力モードに入る為、最低 2回押さないとイケない。しかし、コレが反応が悪くて(というかタッチバー自体が起動するのに Fade inが掛かっていて『もわっ』と明るくなるので数ミリsec.かかる)タイミング良きところでキーが反応しないのだ。つい焦って連打してしまうと、ESC のダブルタップになってしまい、コレは QLabのコマンドでは F.O.では無く Cut outになるので、突然音が「ブツっ」と切れるワケ。もーホント超絶困る! つまり本番中も一々目線をタッチバーに移さなきゃイケないので、こんなの業務じゃ使えませんよホント。
 まぁ、キーボードショートカットを別のキーにアサインすれば良いんだけど、ウチの現場では QLab使ってる事が多く、他人のマシンを叩く際に間違うと大変なので、できればデフォルトのショートカットアサインは変更したくないんだよね。。。メインもサブも全て自分のマシンなら全部同じ様に変更して揃えておけば良いんだけど、毎回そうとも限らないし、変な風に覚えてしまうとイザ別の現場で失敗するから注意が必要。
 Appleさん、とにかく次期 MacBook Proでは『ESC』キーだけは物理キーボードに戻して下さいませ。他の横一列は今まで通りで良いので…ホントお願いしまっすよ。このキーはヒトによっては Back Space (delete)キーと同じくらい使ってる筈だよね? Back Space をタッチバーにしたら暴動が起こる事はわかりきってるだろうに、何故に ESCキーが Fn扱いなのか意味不明。
 でもまぁデザイン優先で既に『金型』作っちゃってるだろうから、次の大型モデルチェンジまで変更は無理だろうなぁ。不憫で仕方ない。


● 2/14 追記:ちょっと Touch Barをカスタマイズ出来ないかと思って色々と試してみたら、なんとタッチバー自体をスリープさせない技を発見! 実はコレ、キーボードバックライトの輝度と連動していたのだ!!! なので『システム環境設定』の『キーボード』項目の中に有る『使用しない状態が【5秒】経過したらキーボードのバックライトをオフにする』というチェックボックスを外すだけで、タッチバーはスリープせずに常に点きっぱなしになった。 何だよぅコレ…連動させるならディスプレイと連動させるだろ?フツー…。まーったく親切なんだか不親切なんだかサッパリわからん。ファンクションキーはキーボードバックライトが点灯していないと押せない仕様ってどうなんだろ? MMIとして問題ある気がする。っつーか今までそもそもキーボードバックライトのお世話になった事なんて殆ど無いので、こんなものデフォルトで入れておかないで欲しいわ。。。
 ま、とりあえずスリープ問題のみ解決!って事で同じ問題で困ってる皆様のために追記しておきます。

■ 2/14 追追記: やっぱダメでした。5秒でスリープする事は無くなったが、1分するとやはり消えてしまう。キーボードバックライトのタイマーを5分に設定しても touch barは 1分で消灯する…という。ホント困った仕様だこりゃ。

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