木曜日、関東地方南部は晴れ、気温は 9度。上海よりずっと寒い。
今回の一時帰国は明日のがん研での定期CT（ルシアンルーレット）がメインなのだが、前回帰国時の発熱騒ぎからアチコチ調子悪いし、何よりここ二週間くらい続いている風邪と声が治らないので、まずは総合病院へ。
取り敢えず総合内科で色々調べてもらうも、風邪の症状は殆ど無いらしく、喉から来る過敏性の咳？との事で、咳止めと抗アレルギー剤みたいなのを貰って帰ってきた。声帯に関しては耳鼻科でスコープを入れなければ分からないらしく、ちょうど明日がん研で胃カメラがある旨を伝えた所、それで分かるのでそっちで観てもらう事になった。
なんだカンダで午前中は全部潰れてしまった。ホントはこのあと眼科にも行きたかったのだが、ココの眼科は完全予約制らしく、飛び込みで診て貰えるか否かは、当日の患者さんの状況によるとのことだったので、取り敢えず眼科に向かったのだが、あまりに並んでる人が多くて萎えてしまったので諦めて帰宅する事にした。実は夏に食らった 10日間に及ぶ 40度の熱の後、右目の視界の奥に虹色の滲んだ点の様なものがずーっと見える様になってしまい鬱陶しいので診てもらおうと思ったのだが。。。コレはどっか街医者に診てもらおうかな。
さて！帰宅後はネットで買ったオモチャが届いていたので開封して確認。
まずはイヤモニのリケーブルから。
実はずっと愛用している SE215のヘッドホンケーブルが一部剥離して中の針金が飛び出してタマに耳に刺さって痛かったのだ。
このシリーズは耳掛け式なので耳の形に馴染む様に形状記憶用の針金がケーブルの中に入っているのだが、前回足を引っ掛けてしまって引っ張ったら中身が飛び出してしまったワケ。音は問題ないんだけど、流石に装着感は重要なので交換。
そして、もし不注意で本体を破損してしまった場合を考えて、念のためスペアとしてもう一つ購入しておいたのでコレの初期不良チェックも同時に行う。
先般、日本の友達がライブ直前に誤って踏ん付けて壊してしまった…という事故を耳にしてから「確かにコレ、命綱だよなぁ」と再認識したのだ。対バンのイベントではセットチェンジの時間が限られているし、ドラマーは有線イヤモニが多いのでついつい慌てて引っ掛けて床に落ちたドライバユニットをスネアやペダル交換の際に踏ん付けてしまう事が多いのだ（ステージは、ホント暗いからね）そんな訳で念のため予備機を購入。
どうせ買うなら、もっと上位機種を買っても良かったのだが、以前ワタクシ、SHUREのカナル型の全シリーズを聴き比べた際、ワタクシ的にはコレの SE215が一番『しっくり』来たので毎回敢えて同じものにしている（友達にも同じものを推薦してる）
このシリーズは実はそれぞれの機種で音のキャラクターが全然違うので、高きゃ良いってモンじゃないのだよ。（因みに無印の 215と SE215も全然違う）
ワタクシの場合、基本イヤモニ用途なので、ハイが出過ぎる物はクリックが痛くて耳が壊れるので、これくらいが丁度良いのだ。しかもこの『SE』は低域が若干持ち上がってるので歌う時に歌いやすい（最近は歌の仕事は少ないけどねw）
逆にマルチドライバ搭載の高級機は、普段のリスニング用途にはとても良いのだが『ライブ現場で本番中に必要な音』って普段のリスニングとは全然違うからね。。。特にドラマーはクリック命だし、あまりに高域が綺麗過ぎるとシンセが痛かったり、もし仮にハウった際に死ぬのでw
その点、この SE215はオススメです。シングルドライバのフルレンジなので（クロスオーバー無いから）音がストレートでパンチが有って自然だし、音量突っ込んでも全然飛ば無いし、何より耳に優しい（16KHz以上のスーパーハイが緩やかに丸いので、衝撃音が突然襲って来ても痛くない）のが良いんだなぁ。
ライブ中って、結局イヤモニしてても外から回り込んでくる爆音で（特に低域は）聞こえるので、低域はあまり必要ない…って言ってる人も多いが、ワタクシ思うに回り込んでくる音は大体『遅れてる』ので低域のスピード感が違うんだなぁ。特にベースと Kickは常に意識して聴かないとマズいので、そういう意味でもこの SE215の低域は音圧もスピード感もあって分かりやすいから好きだな。
なにより『安い』しね（笑）
別にワタクシ SHURE社の回し者？ってワケじゃないけど、完全密閉型のカナル型イヤフォン（イヤモニ用途）で安いのを探してる方は是非っ！オススメですw
あ、そうそう、今日は部分日食を楽しみにしてたのに曇ってて見られなかった。そんな山羊座新月。願い事はしっかりと！
