中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

久々の Open Mic

 金曜日、上海は曇り、気温は 18度。朝からドンヨリ曇った暗い一日だった。

 朝からフツーに自転車で出勤。途中で弁当を忘れた事に気付いて引き返して取りに帰る。なぁにやってんだか…朝からマヌケなワタクシw 出社後はデスクワーク。昨日もらったデモを整理したり色々考える。

 今日の社内会議では、会議の内容…というよりは『それぞれの性格』を『どう組み合わせれば』上手くいくか?…という点ばかりを考えていた気がする。それぞれ個性が強いし、先が見えない昨今で、みんな苛立ってるから、意見が対立する事も多い。双方の言い分とも良く分かるのだが、その前に『何か』が引っかかる。多分この二人は元々ウマが合わないのだろう。お互いハナっから全否定で聞く耳を持たない傾向がある。こういうのは根が深いから難しい。
 お互いの意見を尊重しつつも何とか纏めて前に進める手腕が求められる。言い方一つで、どちらかの肩を持ってる風に見えたり、『揚げ足取り』というか『売り言葉に買い言葉』…みたいになって双方がヒートアップするのだけは阻止したい。こういう場合は冷静にロジカルに半ば強引に引っ張るしかないんだよね。まるでどっかの国の国会中継みたいで疲れたわ。

 そして 20時、仕事を終えてからは、久々に LL Bar の Open Micに参加する事にした。WeChat のグルチャに『毎週火曜日だった Open Micですが、今後は金曜日に開催します!』そして『今日から再開します!』という嬉しいメッセージが入っていたのだ。考えてみたら、この新型肺炎騒ぎが始まってから LL Barにはずっと行けて無かったので、ほぼ約 3ヶ月ぶり?くらいである。

 この階段を降りるのも久しぶりなので何となく緊張する(笑)
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 いやぁ…懐かしい。ココに置いてあるドラムセットはワタクシの個人モノなのだが、どんな楽器でも楽器というのは鳴らしてあげないとどんどん悪くなるので少々心配していたのだ。
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 でも今日久々に叩いたらチャンと鳴ったので安心した。どうやらドラム講師仲間の makotoさんが時折来てはレッスン等で叩いてくれていたらしい。いやぁ…実に有り難い。 ワタクシの生徒さんはやはり学校が始まるタイミングまで待っている人が多く、中々始められないのだ。

 その後は美味しいお酒とお料理を頂きつつセッションである。やっぱり楽しい!
 ほんと『ようやく』って感じで笑みが溢れる。
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 まだまだ集まれる人は少ないが、やっぱりヒトと一緒に音を出すのは良いね。 大々的にヒトが大勢集まれる(ヒトを呼んでライブを開催できる)のはまだまだ先だろうが、少しずつ、こうやって一歩一歩演奏活動も進んで、それに伴ってお客さんも戻ってきたら良いなぁ。
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