中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

出来る事をシッカリと

 月曜日、上海は快晴、気温は 9度、比較的暖かい一日。

 朝 6時半、目覚ましで起床。バタバタのイツモのルーチンをヒタスラこなすダケなのだが、最近外が寒いので保温杯(携帯用の保温ポット)に暖かいコーヒーを入れて持って行く事にしているので普段より 5分ほど多く時間がかかる。
 でもお陰様で地下鉄から路面電車に乗り換える際の寒空の 10分間がシアワセな気分になれるんだな。人生、何につけ工夫次第だ。

 例によって息子を小学校に送ってから松江まで出社。
 松江大学城の駅で若い工人さんが朝日に向かってタバコをふかしながら待ち合わせ!?かな?をしていた。個人的に(完全に個人的だが)こういう日雇い労働者的な「やってらんねーよな」って雰囲気が好きなので、朝からホッコリした気分になった。布団を持ってる所を見ると、田舎から出て来てどっか住み込みで働くのかもしれない。
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 何というか『コレこそが労働』だよな…って感じてしまうのだ。高度成長を支えているのはこういう風な実直な労働力なのだよ。難しい顔して机の前に座って威張ってるのは全然エラくないと思う。最前線の兵隊が一番エラいよ、やっぱり。だからワタクシも、幾つになってもなるべく現場に出て、常に『手を動かして』いたいんだよね。最前線に居ないと分からない事が沢山有るのでいち早く『感じたい』のかも。デスクワークは多いけど、心は常にブルーカラーワーカーでいたいと思ってる(絶対に出世しないけどなw でもそれでいい)

 出社後はデスクワークをサクっと終わらせて、自分に課せられた制作業務に取り掛かる。
 そして午前 11時半から 12時半までは部内培训としてのドラムレッスンの講師。

 午後はスタジオに籠って諸々 PTセッションファイルを確認。生ギターと生ベースに差し替えた方が良い楽曲をピックアップして録音用のセッションファイル作成してたらあっという間に 19時。今日はLLでのレッスンが有るので定時に上がって地下鉄を乗り継いで伊犁路に向かう。

 21時ギリギリに到着。やはり 2時間かかる…遠いわ(泣)
 時間の関係で、平日は一コマ一名が限界なので Akiちゃんのみ。
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 22時にレッスン終了後は、慌てて地下鉄の駅に向かった。9号線の駅に自転車を置きっぱなしなのだ。なので面倒だが徐家汇で 11号線に乗り換えて、交通大学で 9号線に乗り換えなければならない。終電ギリギリ。疲れたからタクシーで帰りたいのだが、明日の朝も息子を自転車で送らないといけないので、今夜のウチに絶対自転車を回収しなければならないのだ。

 あーもぅ…この『朝から晩まで余裕無い感じ』嫌だなぁホント。一体 1日の何十パーセントを地下鉄の中で過ごしてるんだろ?

 ま、でも充実してる?と言えなくも無いか…。取り敢えず元気でバリバリ働けるのだからシアワセだよな。今や世界中で『働きたくても働けない』ヒトが大勢居るんだから。

 そいや『休まない!愚痴らない!考えない!いつも感謝!』って誰か言ってたなw
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