中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

久々の在宅勤務

 月曜日、上海は晴れ、気温は 12度。なんだかまた少し寒くなった。まぁ 2月だものね。

 さて!本日から 10日まで在宅勤務である。久々の在宅勤務は…まるで捗らない。ダメだこりゃ。在宅勤務は去年の今ごろ以来なので、ちょうど一年ぶりくらいなのだが、以前の方が捗った気がするなぁ。やはり『習慣』って大事ですな。家に居るとついつい『オフモード』で、全然『仕事スイッチ』が入らいからイカン。 しかも今は、息子が冬休みの真っ最中なので、常に自宅に居るので割り込みが入って全然集中できないんだよなぁ。嗚呼…こりゃ困ったわ。

 全然捗らないし、とりあえず作業に必要な楽器のシールド類が若干足りなかったので、イツモの店の倉庫まで行って一通り必要なものを纏めて持ってくる事にした。

 倉庫に古いアナログコンプが有った事をフト思い出して、探して奥から引っ張り出して持って帰ってきた。例の 6弦ベースのプリアンプとして使えないか?…と一瞬頭をよぎったのだ。
 BOSSの RCL-10というハーフラックの製品なのだが、コレ確か大学入ったばっかり?の頃に買った記憶があるので、35年くらい前の製品である。恐る恐る電源をいれてみたら若干ガリってるもののフツーに使えた。いやぁ…チョット感動! 「こいつ…動くぞ!」とアムロ・レイみたいに叫んだのは言うまでもない。
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 しかも結構音が良くて驚いた。 例の 6弦ベースを繋いで暫く弾いてみたのだがカナリ良い感じ! 多分単純な VCA式だと思うのだが、アタックがかなり早いしリリースも自然。リリースは短くすればホント直ぐに戻ってくれるのでピークリミッターとしても使えそうだ。 ただ、殆ど全く音色が変化しないので、ツマラナイと言えばつまらない(スレッショルドを下げて無理やり派手に突っ込んで潰しても殆ど音が変わらずに歪まないのだ。。。)ので『倍音を増やして音を太くしたい』という用途には使えないかなぁ。でもダイナミクスコントロール専用機って考えるとこのくらいハイファイでも良いかもしれない。寧ろ『スラップと指弾きの粒を揃える』狙いでベースにかけるなら丁度良い。(ワタクシ当時フュージョンバンドでベースを弾いていたので、その際に使っていた事を徐々に思い出してきた)

 なんだか面白くなって来ちゃったので、そのままオーディオ I/Fでルーティングしてインサーションとして挟み『フツーの音楽ソース』を突っ込んで暫くツマミを弄り倒して遊んでみたが、なになに!これカナリ優秀じゃないか!面白い! 無駄にハイファイだし、楽器用?と割り切るにはハーフラックでサイズも重さも微妙である。どういう立ち位置の製品だったんだろ?実に不思議。19インチラックを持ち歩く程では無いハイアマチュア向けの製品だったのかな?大方そんな所だろうきっと。
 でも意外とナチュラルに音が揃うので、ネット生放送のマスターとかに挟むと丁度良いかもしれない。エキスパンダーまで付いてるので不要な環境ノイズを下げる事もできるしね。寧ろ今の時代にマッチしてるかも!?(MONOなのが残念だ)勿論アナログ機器なのでグワッとOUTPUTを上げると、ほんの僅かにホワイトノイズが出るが、それもまた『味』だよね。それ故?かノイズゲートまで付いてるしw (このノイズゲートは input直後に挟まってるので、コンプの設定によってスレッショルドが変わらないのが何気に便利)

 午後 10時半くらいから何故か天井からポタポタと水が垂れてきたので慌てて洗面器を取り出す。そして上の階の住人に文句を言いに行ったら誰もいないじゃないか。何度ノックしても中からは猫の鳴き声のみ。電気も消えてるみたいだしどうやら不在らしい。嗚呼…不在時に水漏れってどういう事? コレだから老房子は困る。

 とりあえず上の人が帰ってくるのを待ちつつ、日本の呑み友達とチャットしながら 2時間くらい様子をみていたのだが、水漏れの量は増えたり減ったりせずに 3秒〜 5秒に一回くらい(一箇所から)ポタポタ落ちてくるだけなので今夜は諦めた。もう良いや(投)

 嗚呼…先日のウチの洗面台の水漏れと言い、今年は『水難の相』でも出てるのかしら。まいるぜホント。
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