金曜日、上海は曇り、気温は 12度。本日は『初一』といって春節の当日である。いわゆる日本で言う所の元旦ですな。元旦という単語は中国語でもやはり一月一日の事を示すので、春節の場合は正しく無いケドね。
朝はのんびり 10時くらいに目覚める。今までは妻の実家で過ごす事が多いので、爆竹の音で目覚めるのだが、今年は帰省しなかったので静かなモノだ。
…とは言え、どうやら朝一でまた水漏れがあったらしく妻は2Fの別の住人(今まで不在だったが、昨夜遅く…というか今朝早く?帰ってきたらしい)と水道の元栓を止めてもらう交渉しまくっていた。嗚呼ホント憂鬱だ。どんな年明けだよ。。。(泣)
とりあえず修理が完了するまで何とか協力してもらう事になって、ようやく一息。そこからは正月らしくのんびりと自宅で過ごす。
まずはギターのポットのガリが気になっていたので修理から。年末にタオバオでポットだけ買っておいたのだ。
ボリュームポットを引っこ抜いてネジを外し、裏側の半田を外して取り出してみた。偶然にも同じ CTS製だったので良かった。
不要なノイズが出ない様にシッカリとアースを施して完了。うん。以前よりポットに重量感?回転の粘り気?が出たが、音質は変わらなかったのでヨシとする。
午後からは先日の大掃除の際に綺麗に掃除したアンプシミュレーター Digitech Genesis3を繋いで改めて少しだけ遊んでみた。
これは某 K社時代に購入したものだが、多分アンプシミュレーターとしては一番使い倒してる機材なので、ワタクシにとって一番使いやすいオキニである。コレ何が良い?って、インターフェースが優れてる事だな。パッと見ただけで今、どういう状況なのかほとんどのパラメータが目で見えるのが良い。
イマドキの機材は殆ど全てに液晶ディスプレイがついてて、細かい字でパラメータが表示されてボタンで変更するものが多いが、トシもトシで老眼だし、そんなチマチマした文字なんか見なくても、つまみ弄って直ぐに音が変わる方がずっとわかりやすいじゃん?
使う人に『こんなに凄い音が出ますよ』って多くのプリセットから『選ばせる』んじゃなくて、使う人が『こういう音が欲しいから弄って作ってみよう!』と思わせる方向性が大事だと思うのよね。そういう意味でこの機材はとても重宝している。たぶんギターアンプを歪ませて音を作った事がある人なら、初めて使っても一発で超短時間で自分のイメージした『目的の音』を作れると思う。
簡単に説明すると、真ん中に3つある大きなツマミの『左側』のつまみでアンプモデルを選んで、『右側』のつまみでキャビを選び、あとは下のゲインとトーンコントロールで音を作れば良いだけだ(ゲインの効き具合のみならず、トンコンの中心周波数もアンプモデルによってそれぞれ異なるのでカナリ広範囲な音作りが可能だ) もし、アンプの歪みの前後にモジュレーションや空間系のエフェクターを噛ましたければ、上にある五つの小さなツマミ(P1〜P5)でそれぞれ深さや速さ等のコントロールが可能なのだ。
特筆すべきは、いま何のエフェクターが挟まってるかは左上に縦に並んだ6個の赤いLEDで直ぐに確認可能な事! つまりエフェクターボードに6個のストンプエフェクトが有って、それぞれ ON/OFFはこのLEDで確認可能で、あとは(歪みや音質は)アンプとキャビで音を作るイメージだな。嗚呼…なんて判り易いんでしょ!!!感動するぜ。
他にも、2つの異なったアンプをレイヤーとして混ぜた時の『表示方法』が秀逸。コレ例えば、JC-120のクリーンコーラスで左右に広げた上で、TwinReverbのクランチをセンターで鳴らす…といった風な使い方ができるのだが、コレを緑のLEDと赤のLEDで色分けして同時に表示できちゃうから、2つのアンプが何と何なのか、上から一目見るだけで直ぐに判るんだんぁ。実に素晴らしい。今、自分がどちらのアンプのツマミを弄っているのかも、下のツマミの左上にLEDが点いていて同じ色に光ってるので直ぐに判る…というワケ。そしてこの2台のアンプをセンターの WARPツマミで混ぜ具合を確認できる、のみならず、このワープつまみはプッシュボタンも兼用していて、1押しでアンプA(赤)2押しでアンプB(緑)3押しでMIXになってバランスが表示される…という至れり尽くせりな設計。いやぁ、このインターフェースを考えた人は天才だと思うよホント。もっと評価されても良いと思うんだけどw
ま、別にいっか、そんな事ドーデモw いや最近、老眼なので液晶のちっちゃい字が嫌いなんだよ。あはは。
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