中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

緑の法則

 火曜日、上海は晴れ、気温はグッと上がって 23度。太陽は暖かく風は少し冷たい…という心地良い小春日和。

 朝 5時50分、久々に体内時計で目覚める。昨日は 0時20分くらいに寝たので 5時間半しか寝ていないが不思議と頭はスッキリしている。一昨日寝溜めしたのが効いているらしい。

 ベッドの中で 10分ほどマッタリした後、午前 6時に起き上がってノンビリと朝の準備。いやぁ…朝の 30分はホントでかいね。時間に追われていないと余裕があって素晴らしく気分が良い。『こんな風なら毎日早起きすりゃ良いじゃん!』…とは思うのだが、サスガにまだまだ遊び足りない悪いヲトナなので、やっぱり寝る前に酒飲みながらノンビリしたいのよね。どっちを取るか?…と訊かれると夜を選んでしまうダメなワタクシ。

 そんなこんなで、サッサと自分の準備は終えて、息子がバタバタ準備しているのを高みの見物?的にケツを叩きつつ、イツモの時間に家を出て自転車二人乗りで学校まで送り、そこから 9号線の駅まで自転車で走った後は通勤旅行で松江まで。今日は火曜日だが昨日が祝日だったので月曜な気分が抜けない。
 ま、何はともあれ、また下らない一週間の始まりだ。

 松江某所の広大な会社敷地内には春が一杯でホッコリする。
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 午前中はデスクワーク。そして 12時半過ぎに昼食をとってから、社食の別棟から二期本館に戻る際、空を見上げたらあまりに天気が良くてチョット日向ぼっこしたくなり、日本の実家の母に久々に Skype電話なんかしつつ、一人で敷地内を散歩してみた。

 敷地内には人口の大型の池が随所にあるのだが、コレは水道の水では無く、近くの川の水を引き込んでいるらしい。済んだ綺麗な水の底に広がる森。これ水の中ですよ!
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 こんだけ綺麗な池を上海で見たのは初めてかもしれない。水草が沢山繁ってホント森の様だ。
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 魚が居てもおかしく無いよなぁ…と思って探してみたら。居るわ居るわ!
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 ホント自然がいっぱいだ。ココなら天敵も居ないだろうから伸び伸びと泳いでいた。すげーな。

 30分ほど日向ぼっこしつつ魚を眺めていたらカナリ癒された。緑はやっぱり良いね。

 この水の中にも独自の世界が有って、同じ様に時間が流れてるんだよね。ひょっとするとこの水草の下に小さな宇宙があって、その中に銀河系があって、その中に地球があって?…みたいな下らない事を考えてしまったよ。

 我々の人生なんて、所詮『自我』が作り上げた世界に過ぎないよなぁ。ひょっとしたらそれぞれの脳内で勝手に作り上げた『自分が主人公の小説』みたいなモノかもしれない。宇宙、若しくは其れより大きなスケールから俯瞰してみたら、ワタクシの存在なんてちっちゃいよな〜ホント(笑)

 どーせ短い人生!誰に何を言われたって良いじゃ無いか。ヒトに迷惑かけなきゃ別に! だって今生きてるヒトは 100年後には皆死んでるんだぜ? たった 100年で…。
 ヒト様の人生はそのヒトに任せて、自分は『自分が主役の』人生を、やりたい様に生きようと思う。ワタクシは自分をクォータービューで俯瞰しながら楽しむぞ!コレからも! ダサくたって良いじゃ無いか。誰からも褒めてもらえる様なツルっと良い子ちゃんなフツーの人生より、ちょっとダサいくらいな方が面白いよ絶対。あはは。
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