中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

16TのHDDが安い

 金曜日、上海はうす曇り時々晴れ、気温は 18度。今日も暖かい一日。一応外は陽が有って明るいのだが、薄い雲が一枚ベールの様にかかっていて、スカッとした青空は見えない様な天気だった。

 朝 8時、松江区の寮にて左肩の痛みで起床。いつも通りのルーチンでノンビリと準備して午前 9時過ぎには寮を出て徒歩 10分通勤にてオフィスへ。寮は会社の敷地内に有るので、どうも日々代わり映えがしなくて日記ネタ的には面白味が無いが、とはいえ広大な土地に自然が沢山有る…という恵まれた環境なのでホント癒される。

 仕事上のトピックは特になし。デスクワークと会議と作曲等々の創作活動の繰り返しである。

 そうそう、午後にちょっと疲れたので散歩に出ようとしたら、1Fロビーの窓に貼ってあるフィルムに夕日が当たっていて結構綺麗だった。床に映り込んだ絵はステンドグラス風?というか万華鏡風?で、なんとなく懐かしい感じである。
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 午後、フツーに仕事していたら宅配便が届いたので取りに行った。
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 中身を確認したら、昨日オーダーしたばかりの HDDだった。スゲー!深圳の店で買ったのに、たった一日で届いたの?実に素晴らしい。
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 じゃーん!なんと 3.5インチの標準サイズなのに『16T』もの大容量である。いやぁ…時代は変わったね。この標準サイズの中に 4Tのディスクが 4台分も入るんだぜ? にわかには信じがたい。

 実は黄浦区の自宅にて 24H稼働中のサーバーの残り容量が若干足りなくなってきたので、追加を検討していたのだが、サーバーは複数台の HDDをぶら下げるとそれだけ電気食うし発熱量も振動量も増えるので、単純に HDDを追加するのでは無く、できれば 1スピンドル当たりの容量を増やして物理回転を減らしたい所である。
 そんな訳で、タオバオで色々調べていたら、大容量 HDDの値段が恐ろしく下がっていたので、いっちょ試しに 16Tを買ってみたのだ。

 コレいくらだと思う? なんと!たった 1,370元だぜ?(今のレートだとカナリの円安だけど、それでも 25,000円くらい) 日本の kakaku.comで調べたら、同機種は最安値でも 6万円近くするので、驚きの低価格である。

 今回購入したのは SEAGATE製の『ST16000NM001G』という機種なのだが、一般販売されている製品と比べると本体ラベルが簡素化されているので、これきっとエンタープライズサーバー向けのパーツとして取り寄せてる物を横流し!? 販売していると思われる。いやぁ…中国ステキ! この世界中の半導体不足の中でも、個人の体感的には中国では殆ど全く影響を受けていない気がする。

 但し、大容量 HDDというのは便利だけど、ワタクシ自身も使った実績が無いので未知数である。容量が大きければ大きいほどトラブル時に失うデータ量も大きいので導入には慎重にならなければならない。まずは重要なデータの保管には使わず、サーバーのバックアップディスクとして 1年くらい連続稼働して様子を見ようと思う。
 ワタクシ個人的な今までの経験だと、3.5インチベイに収まるタイプの内蔵 HDDで、最も信用できるサイズは 4Tまでなのだ。それでもカナリの集積密度だと思うのだが、それに比しても同じサイズで容量が 4Tの 4倍って事は 1ビット当たりの記録密度(面積)は1/4になってるって事でしょ? そりゃ何かのトラブルで読み出しできなくなる可能性も 4倍くらい上がっておかしくない筈である。(ワタクシにとっては書き込みできなくなるのは全く構わないが、過去データが読み出しできなくなるのは大問題なのだ)

 ただ、このクラウド時代、データセンター等でもスペースファクターや発熱問題や消費電力の問題は深刻で、今や殆ど全ての業務用サーバーが 10T以上の大容量 HDDを積んで 24H稼働している状況なので、信頼性はそこそこ有る筈なんだけどね。何はともあれ、まずは実験くん!である(笑)

 さて、今日は金曜日ゆえ黄浦区の自宅に戻る日なので、仕事は定時 19時キッカリに上がって、会社の送迎バスにて『松江大学城』駅まで向かい。そこで毎週金曜恒例!? 駅前の『すき家』でぼっち定食である。あー幸せ。
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 帰りの地下鉄 9号線ではアマゾンプライムビデオが心の友。

 帰宅後は息子がまだ起きていたので色々おしゃべり。 そうそう!先週ウチの息子が学校のバスケの試合でクラスメイトと激しく衝突してメガネの肢が根本から折れてしまったのだが、彼のメガネは妻が病院の眼科でちゃんと測って作った物らしくフツーのメガネ屋さんじゃないから日曜に営業していなくて、仕方なく先週日曜の夜にワタクシが半田ごてを使って溶接したのだ。「たぶん一週間はモタないだろうな…」と思っていたら、なんと!まだ壊れてなかった!スゲーな。さすがワタクシ。
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 経験上、アロンアルファ等の接着剤は直ぐに取れてしまうのは自明なので、一か八かの賭けで、電子工作用の半田ごてを使って一度両方の面を溶かして直ぐにくっつけてみたのだ。
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 プラスティックにも色々な種類があって、これは結構柔らかいタイプだったので上手くいくか全く自信は無かったのだが、どうやら上手く持ったらしい。いやはや…嬉しいねぇ。本人よりもワタクシが自分で喜んでる…というw あはは。
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