中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

久々のパスタ

 土曜日、上海は快晴、気温は 39度。いよいよ40度も目前。暑い暑い。

 朝 7時に自然起床。今日は休日なので二度寝すれば良いものを、一度目覚めてしまうと眠れないこの不器用な身体。
 午前中は、ボーッとネットなんか見て過ごし、午後からは先般インストールした Windows10を起動して、念の為こちら側にも Windows版の ProToolsをインストールをする事にした。まぁ先般 C:ドライブを載せ替えたので、ブート SSDが 2Tも有るので、予備用として念の為…である。

 今の自宅環境だと、同じマシンでデュアルブートしているので、Win側で作業中に何か咄嗟に確認したい時や、軽く効果音を作ってみたり、音量変化のシミュレーションをする際に、いちいち起動し直すのも面倒だし、Winサイドにもシーケンサーが入っていたらそれはそれで便利だろう…と思ったのだ。

 しかし、コレをやってしまったが故に今日丸一日潰れる事になろうとは、この時点では知る由もない(苦笑)

 フツーにインストールは完了して起動したのだが、なななんと、ショートカットキーが効かないじゃないか(困) 色々調べてみたら、CtrlキーとAltキーとOption等の装飾キーが効かない様だ。一番困るのが Ctrlキーが効かない事。ProToolsに限らず仕事で使う Appはいつ固まっても大丈夫な様に、一つ操作を行う度に、クセの様に Command+S を押してセーブするのが『当然の儀式』なのだが、Windows版の Commandキーは Winでは Ctrlキーなので、コレが効かないとセーブも出来なきゃアプリを閉じる事だって出来ない訳さ。

 不思議なのは、他にインストールされている全ての Appでは問題なく全てのキーが使えてる事である。つまり、ワタクシのマシン上で Win版 ProToolsを立ち上げた場合に発生する固有の問題である。
 原因を探るために色々実験を開始。まずは ProToolsのバージョンを落としてみる事にした。一つ前のバージョン(2022.5)からキーボードショートカットを自分で設定できる風に仕様変更になったので、ココが何かバグってるのかと思ったのだ。なので全世界でカナリ長い間安定して使われてきた 2021.12バージョンに落としてみた。

 しかし状況は変化なし。ネット上を調べまくっても似た様な症状が発生してる人は皆無である。つまりワタクシ固有の環境で発生してる…という事だ。

 ワタクシのマシンは Hacintoshではあるが、デュアルブートなので Win起動すればフツーに単なる Winマシンなワケさ。特殊な事といえば、今使ってる Apple純正キーボードくらいだ。そんな訳で、フツーのWin用の USBキーボードに物理的につなぎ変えてみても状況は変わらない。つまり OSとPTとの間で何か割り込みが発生して Ctrlキーがフックできてない事になる。(念の為ソフトウェアキーボードを使って確認してみたら全てのコマンドを受け付けたので…)

 一番アヤシイのが、AMDのグラボ Radeonのコントロール Appである。コレはゲーム等のグラボを派手に使うApp中に、グラボのクロックを変更したり色々な機能が搭載されているのだが、ショートカットキーが山程あって、他のAppと重なりまくっているのだ。(特に組み合わせキーね)

 なので、コレが原因だろうと思ってアンインストールしたのだが、、、状況は全く変わらないじゃないか。なんじゃこりゃ???

 久々に解決できない問題に直面し(半ば本能的に!?)本腰入れて英語サイトを検索しまくって色々調べ始めてしまい、フト気付いたら夜 20時半である。 うわ。。。我ながらアフォだ。トイレも行ってないし飯も食ってないじゃないか…ヲレいったい何やってんだろ? 今日は休日だぞ!!!完全に無駄に丸一日潰してしまった。「ばっかじゃ中目黒?(by 神野桜子)」って感じである。

 よくよく考えてみたら、別に Win側で PTが動かなくてもそんなに困らないじゃん? しかも全く動かない訳じゃなくて、ショートカットが使えないだけで、マウスで全ての操作ができるのだから、テンポラリ用途だったら問題ないじゃん??? 我ながら呆れるわホント。ほんとアフォ。無駄に疲れて無駄に一日を潰してしまったわ。あ〜あ。後悔先に立たず。

 まいっか! 何はともあれメシである。饿了么の Appで出前だ。

 完全に夕食の時間帯を逸してしまったので、普段表示される画面とは違うラインナップで寧ろ新鮮だった(中国の習慣では夕食の時間は結構早く始まって早く終わるので、出前も店仕舞いの時間が意外と早いのだ)

 スクロールしていたら、見た事ないイタリアンの店を発見して、その中でミートソースがめっちゃ美味そうに見えたので頼んでみた。
 割引チケットが使えたので 11元(今のレートで 220円くらい)だった。安っ!

 しかも、変な時間だったので、出前もクッソ早く、15分〜20分くらいで持ってきてくれた。

 中を開けたら持てないほど熱々でびっくり! ほんとに作りたてである。うっきゃ〜!超絶嬉しいw

 昨日のワインの残りをグラスに注ぎ、美味しく頂いたのは言うまでもない。麺がちょっと伸び気味?なのはまぁ中国なのでご愛嬌。味はちゃんとしてたのでヨシとしよう。

 そんな訳で?無駄に過ごした一日でした。おしまい。
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