中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Cherry MX Blue

 月曜日、広州は曇り、気温は 27度。朝からどんより曇って今にも雨が降り出しそうな天気である。

 朝 7時に目覚ましで起床。いやぁ…眠くて仕方ない。最近、プライベートで連日、新PCの『育てゲー』的な事(いやゲームをやってる訳ではなくて、PC自体を育ててるんだけどw)を毎日やっているので、睡眠時間が徐々に短くなりつつある。昨夜は 2時ちょっと過ぎに寝たので、5時間弱しか寝ていない。しかもこの天候である。眠くて仕方ないわ。

 老体に鞭打って何とかベッドを出て顔を洗う。洗面台の接着剤ももうほぼ乾いた感じで全く問題なさそうだが、例のつっかえ棒はこのままずっと設置しておこうと思う。(またイツ落ちるか判らないからね)

 フト気付いたが、やはり広州は上海に比べて湿度が高いらしく、多少の寝汗もあってか?どうもジメジメして気持ち悪かったので、久々に朝っぱらからシャワーを浴びてスッキリする。そして相変わらず冷房をつけてヒンヤリした作業部屋に移動してコーヒー&トーストで軽く朝食。いやぁ…やっぱり朝のシャワーは気持ち良いね。

 しかし 11月中旬だと言うのにまだ冷房をつけているんだから、やはり広州は南国だ。

 インストール途中だった Appを、一旦途中でストップしてシャットダウンしてから会社に向かおうか少しだけ考えたが、一応既にリモートアクセスも仕込んだので(外から常に自宅のPCのデスクトップを監視できるので)そのまま電源入れっぱなしで出社する事にした。

 朝っぱらからシャワーなんか浴びちゃったから、ちょっと家を出るのが遅れ、午前 9時 20分くらいに家をでて例によって美団のシェアサイクルで約 20分くらいので通勤エクササイズ。
 オフィスに到着した頃「結局これでまた汗かいちゃうんだよね…」と少し反省。

 仕事上のトピックは特に無し。例によって書けない事ばかりなので割愛。午前中は、例の女性上司からまた色々とお小言を頂き、中々胃が痛い今日この頃である。とほほ。

 午後イチで某部門のトップと会談したり、他のPJの予算関連の仕事が舞い込んできたり…と『幕の内弁当』みたいな仕事を繰り広げ、あっという間に 20時半である。すっかり燃えカスみたいになったので、そのままソソクサと荷物を纏めて帰宅。

 帰宅したら宅配便が届いていたので開けてみたら、New-PC用に買ったメカニカル・キーボードだった(嬉)

 このブログの熱心な読者なら直ぐにお気付きだろうが、会社で使ってるのと全く同じメーカーの同じ商品を同じ店から購入したのだよ。違うのはスイッチの種類だけ。

 普段会社で使っているキーボードが搭載しているスイッチは Cherry-MX社製の『赤軸』バージョンなのだが、これは静音性を考えて敢えて静かなバージョンを選んでいるだけなので、本来ワタクシは『カチっ』という手ごたえが欲しいヒトなのだよ。なので今回は『青軸』バージョンを購入してみたワケさ。

 上海の自宅に居るときもキーボードのカチャカチャいう音がウルサイと妻に文句を言われるので静かな物ばかりを選んで買っていたが、広州では単身赴任ゆえ誰にも叱られないから思う存分カチャカチャとデカい音を立てても構わないワケさ(嬉)

 実はワタクシ約 30年くらい前に、当時 DOS/Vという規格のマシンが流行りだした頃、NECの PC-9801VM21,同RA2に引き続き 3台めのマシンとして買った IBMのゴツいPC(名前は忘れたがヤタラとデカい、確か486マシン)を購入した事があり、キーボードに関しては、あのマシンに付属していた無駄に巨大なスイッチ式のキーボードが一番良かったのだ。IBMが独自に OS/2 warpという OSを普及させようと Windowsと張り合って色々と躍起になっていた頃だな。
 とにかくあの 101キーボードの、ドイツ車のドアみたいな非常に制度の高いメカを押し込む様な『ガチャガチャ感』が忘れられず、暫く当時下宿していた溝の口の自宅アパートで使っていたのだが、何せとにかくデカくて幅を取るし重いので、確か神戸に引っ越す際に処分してしまった記憶がある。今思えば勿体なかったなぁ…。

 で、あの頃以来、徐々に Macがメインになってしまった事もあり、Winはフツーにふにゃふにゃのイマドキのキーボードばかり使っていたワケさ。

 今回購入した『青軸』は以前の会社で同僚が使ってた事もあり、非常にあの頃の IBMのタッチ感に似ていたので「いつか買おう」と思っていたのだが、やはり騒音を考えて二の足を踏んでいたのだ。
 でも今や一人暮らしである!うっきゃ~!誰にも文句言われないじゃん!?(嬉)

 てなワケで、ビール片手に開梱の議を終えた後は早速接続してテキストエディタ(秀丸)開いて無駄打ちテストを約 30分。
 いやぁ…やっぱりコレ良いわ!「これぞメカニカル・キーボード」っていう感触である。こういう風に地味に毎日『直接手が触れる』部分を変更すると、何もかもが新鮮で嬉しく感じるから不思議。

 今、改めてホームページを見てみたら、このスイッチ、なんとドイツ製なんだね!?
https://cherrymx.de/en/cherry-mx/mx-original/mx-blue.html
 さすがにあの頃の IBMのキーボード程、押し込みは重くないが、しっかりクリック感もあって、赤軸よりずっと好きな感触だな。こりゃ良いわ。買ってよかった。

 いやぁ…ホント嬉しいわ。折角なので大事に使おうと思う。
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